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雑草扱いなのに可愛いオレンジ色の花の名前は?栽培禁止の違法ケシとの違いや見分け方も解説

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yume
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どうも、yumeです。

散歩の途中でよく見かける、茎がヒョロッ!とした可愛いオレンジ色の花。

毎年5月頃になると、道端や野原にもよく咲いています。

田舎の道路脇はもちろん、都会でもちょっとした隙間にオレンジ色の花を咲かせるようですね。

ちなみに私は、自然豊かな田舎済みなので、都会の真ん中のことまではあまりよくわかりません。

そんなオレンジ色の花は繁殖力が旺盛で、最近では日本全国にどんどん増え続けているそうです。

yume
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よく見かけるはずだね。

道端によく咲いているオレンジ色の花の名前は?もしかしたら違法ケシかも!?と気になっていたら読んで参考にしてみてくださいね。

春に道端でよく見かけるオレンジ色の花の名前は?

4〜5月頃になると、道端や線路脇などでもよく見かけるオレンジ色の花。

もしかしたらケシの花?と気になって、早速調べてみました。その結果、やっぱりケシの仲間で、ナガミヒナゲシという名前でした。

ナガミヒナゲシの花は、多分ほとんどの人が「うん、見たことあるある!」と言うと思います。それほど、どこにでも咲いているという印象です。

yume
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うちの近所の土手にも、毎年必ず咲いています。

ナガミヒナゲシの詳細

オレンジ色の可愛い花を咲かせる、ナガミヒナゲシの詳細を下記でまとめてみます。

科・属名 ケシ科・ケシ属
学名 Papaver dubium
原産地 地中海沿岸
開花期 4〜5月
草丈 約20〜60cm

ナガミヒナゲシは、繁殖力が旺盛なヨーロッパ原産の一年草です。

日本ではもうすでに野生化しているため、駆除を呼び掛けている自治体もあるそうです。ナガミヒナゲシンの駆除については、こちらの記事が参考になります→朝日新聞DIGITAL

yume
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ナガミヒナゲシはあんなに可愛い花を咲かせるのに、それでも困った雑草、という扱いなんだね。

ナガミヒナゲシの特徴

こちらは、散歩の途中に草むらで見かけたナガミヒナゲシ。あまりにも可愛かったので、思わず写真をパシャ!

ナガミヒナゲシには下記のような特徴があります。

  • 葉や茎に細かい毛が生えている。
  • 葉のふちに深い切れ込みがある。
  • 実の形が細長い
  • 花の大きさは2〜5cm。花弁は4枚。

ナガミヒナゲシは「違法ケシ」ではないの?

ケシといえば!麻薬成分のモルヒネを含んでいて「あへん法」で栽培が禁止されている、違法ケシもあります。

もちろん、道端などによく咲いているナガミヒナゲシは、栽培が禁止されている違法ケシではありません。

でもケシの花と聴くと、すぐに、、

yume
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えッ!もしかしてあのやばい奴!?

と思ってしまいますよね(・・;)

ちなみに、栽培禁止の違法ケシは八重咲きの「ぼたんげし」や、「ペオニ(フラワー ド)ポピー」という名前で園芸用として出回っていることもあります。

yume
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知らずに育てていた、ということもあるかも。

また違法ケシは、種が飛んできて落ちた場所でどんどん繁殖してしまう、ということもよくあります。

過去にも、民家の庭先でケシの花が美しい花を咲かせているのを見かけた人が「もしかしたら?」と不審に思い警察に通報した、というケースも実際にあったそうですよ。

ちなみに西日本新聞では、「厚生労働省では全国で17年度に通報を受けて処分したケシが66万7281本あったと報告した」と記事にしています。

ところで、もし自分が育てていたケシが違法ケシだと知らなかったとしたら、、

それは罪にならないの?と気になりますよね。

ちなみに、違法ケシとは知らずに観賞用で育てていた場合は、特に罪に問われることはないそうです。やれやれ、ホッとしましたね。

もちろん、それでも違法ケシは全て押収されてしまいますけど(・_・;

yume
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知らなかったとはいえ、大騒ぎになってしまうんだね。

栽培してはいけない「違法ケシ」との違いや見分け方は?

「あへん法」で栽培が禁止されているケシは、花が咲いている時期ならある程度は見分けられます。

違法ケシを見分ける時の目安を下記でまとめてみます。

  • 毛が生えているか?
  • 葉の形は?
  • 葉のつき方は?

とはいえ、中には専門家でないとなかなか見分けがつかないものもあるそうです。

下記は、栽培禁止と栽培しても良いケシの見た目の違いや特徴です。

葉や茎の毛は? 葉のつき方は? 葉の切れ込みは?
栽培してはいけないケシ ほとんど生えていない 葉が茎を抱き込むようにつく 葉の切れ込みが浅く多少ギザギザ
栽培しても良いケシ 細かい毛が多くて目立つ 葉が茎を抱かない 葉の切れ込みが中心あたりまで深い

なかなか判断が難しいものもあるそうです。あくまで目安として参考にしてみてくださいね。

ナガミヒナゲシには毒性があるの?

ナガミヒナゲシは栽培禁止の違法ケシではありません。ただし毒性があります。

yume
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毒があるなんて知らなかった〜。

ナガミヒナゲシは、茎や葉の切り口からネバネバの白い乳液が出てきます。

乳液にはアルカロイドという成分が含まれています。もし肌についたら、かぶれなどの炎症を起こしてしまうこともあります。

もしナガミヒナゲシを駆除する機会があったら、必ず手袋をつけてからにしましょう。

また、小さいお子さんは、道端に咲いている草花をよく家に持ち帰ってくることがあります。

yume
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お母さんにプレゼントだよ!な〜んて。

もし家に小さいお子さんがいたら、「道端にオレンジ色の花が咲いていても毒があるから摘まないようにしてね。」と、優しく教えてあげてくださいね。

毒のある植物は、他にも意外とみじかにあります。思いがけなく危険な目に会うかも?少しでも知っておくと安心ですね。

ナガミヒナゲシの花言葉

繁殖力が旺盛な困った雑草として日本全国にどんどん繁殖しているナガミヒナゲシ。

さて、一体どんな花言葉がついているのでしょうね。

ナガミヒナゲシの花言葉は?

  • 平静
  • 慰め
  • 癒やし

ナガミヒナゲシの花は、どことなく優しげです。そんなイメージにぴったりな花言葉がついていますね。

もし今度ナガミヒナゲシを見かけたら、上で書いた花言葉を改めて思い出してみてくださいね。

自然の中には美しい花を咲かせる雑草がまだまだたくさんあります。

最後に

この記事は道端などでよく見かけるオレンジ色の花、ナガミヒナゲシについて書いてみました。

5月頃に道端や野原などでよく見かけるオレンジ色の花は、ナガミヒナゲシという名前です。そしてケシの仲間です。地中海からはるばる日本まで渡ってきました。

ケシの中には、あへん法で栽培を禁止している違法ケシもあります。

例えどんなに美しい花を咲かせていても、違法ケシかどうか?を必ず見分ける必要があります。

ちなみに、ナガミヒナゲシは栽培禁止の違法ケシではありません。安心してくださいね。

ナガミヒナゲシは性質がよほど日本の気候とあってしまったのでしょうかね。

今では日本全国にどんどん繁殖しています。そして、駆除を呼びかけている自治体もあるそうです。

yume
yume
癒し系の可愛い花を咲かせるのに・・

少し残念な気もしますが、駆除は古くからある在来種を守るためにも仕方がないことですね。

この記事が少しでも参考になれば嬉しいです。

それではまた・・

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