南天は、日本では、古くから縁起物とされてきました。そんなことから、新年を迎えるお正月のお花としてもよく飾られます。
私の職場でも、毎年12月になると、お正月の企画が始まります。そして、お正月のセット花や、仏花にも南天を必ず使うようになってきます。
そんなことはさておき、南天は「縁起物」ということで、最近でも家の周りに植えられているのをよく見かけます。
そんな南天は、一体どの方角に植えるのが正しいのでしょう??
知っているようで、意外とよく知らないものですよね。
そこでこの記事では、南天を植える正しい方角や、南天が縁起物とされてきた理由について書いてみようと思います。
南天を植える場所を迷っているなら必見です!
目次
南天が縁起物とされている理由は?
もちろん、南天を植える方角も気になりますが、まず初めに南天が縁起物とされている理由を解説してみようと思います。
南天には「難を転じて福となす」・・・ということわざがあります。きっと、どこかで一度くらい耳にしたことがあるのではないでしょうか。
「難」→「南」
「転」→「天」
南天が古くから厄除けのための縁起物とされていた理由は、実は、上で書いた語呂合わせからなのです。
そして、江戸時代から家の周りに植えられてきたのは、南天が次のように考えられてきたからなのです。
- 火災よけになる。
- 魔除けになる。
改めてよくよく見まわしてみると、うちの近所の家の周りにも、必ずといって良いほど南天が植えられています。
それとも、この辺りは田舎だから?(^^;
とにかく、今でも南天を家の周りに植える風習が残っている、ということは確かなようです。
南天を植える場所はどこが良いの?正しい方角は?
次は、南天を植える正しい方角について書いてみようと思います。
南天は、家のどこに植えて良い、というではありません。古くからの風習とはいえ、正しい方角が決まっています。
と思うこともよくあると思います。
実は私も、そんなに気にしなくても良いんじゃないの?な〜んて思っていたこともありました(・・;)
南天を植えるなら正しい方角にしよう!
南天は、古くから鬼門の方角が植えるのに正しい方角とされてきました。
- 一般的に東北の方角。
- 昔から邪鬼が入ってくる方角とされてきた。
古くから、鬼門に南天を植えることで家を守ろうとしてきた、というわけです。そして、その風習が今でも続いている、ということになります。
南天を植えるおすすめの場所「鬼門の方角の他には?」
南天を植える場所は、鬼門の方角の他にもおすすめの場所があります。
例えば、次のような場所がおすすめ!↓
魔除けとして玄関の前に!
お手洗いの近くに!
南天は、古くから上で書いたような場所にもよく植えられてきました。
ところで、昔の人は、南天の葉を手を清めるためにも使っていたそうです。そんな南天の抗菌効果は、現代でも医学的に証明されています。
そういえば、私の田舎の祖父の家にも、いまでもトイレの近くに南天が植えてあります。
もし南天を植えるなら、正しいとされる方角や、ふさわしいとされる場所に植えてみてくださいね。
お正月の生け花に南天の実がよく使われる理由は?
南天は、6〜7月頃になると、白い小さな花を咲かせます。
そして、秋には、真っ赤な実をたくさん付けるようになってきます。南天の赤い実は、冬枯れの彩りの少なくなった景色の中でも、ひときわ目を惹きます。
ところで、お正月に南天の実がよく飾られる理由は、ただ単に彩りが良いから、というだけではありません。
古くから、赤い色には魔除けや厄除けの意味があるとされてきたことから、南天の赤い実が縁起物とされてきた、ということもお正月に南天を飾る理由のひとつになっています。
お正月の仏花に南天の実を使うことが多いのも、そんな理由からだったのですね。
お正月の縁起の良いお花について書いたこちらの記事も読んでみてくださいね。
最後に
この記事では、南天を植える方角や、南天が古くから縁起物とされてきた理由について書いてみました。
南天は、大切な家を災いから守るためにも、上で書いた古くからの風習に従って、できるだけ正しいとされる方角に植えてみてください。
これでもう自信を持って植えられますね(*^^)v
この記事が少しでも参考になれば嬉しく思います。
それではまた・・
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