2月になってから暖かい日が続いていましたが、また急に雪が舞うような真冬並みの日もあったり、、
そんな感じで、毎年この時期はなかなか気候が安定しませんね。うちではつい最近の急な寒波で、急いで家の中に避難させた植物が色々とありました。
そんな中、カーネーションは寒さなんて関係ないよ!という感じで冬でも外で元気に育っていました。
ところが、せっかく付いてきた蕾が茶色くなって花が咲いてこない、という症状が表れるようになってきたので、昨年の秋に新しい土に植え替えて様子をみてきました。
カーネーションはその後春になって暖かくなってきたら、花がたくさん咲くようになってきたので、やれやれ、、とやっとホッとしています。
鉢植えの植物は、やっぱり毎年のように新しい土に植え替えないといけませんね。私も今回の経験から、改めてそれを実感しました。
そこで今回の記事は、カーネーションの蕾が茶色くなって花が咲いてこない原因や、木質化の対策ついて書いてみることにします。
目次
カーネーションの蕾が茶色くなって花を咲かせなくなる原因と対策法

カーネーションの蕾がこんな風に茶色くなってしまうようになってきました。あまり花も咲いてきません(・_・;
うちのカーネーションは、育て始めてからもう数年経ちます。確か、5年くらい前からだったかな??とにかく、もう思い出せないほどずいぶん前からです。
最近は、せっかく蕾を付けても、そのまま茶色くなって枯れてしまいます。楽しみにしていた花が咲いてこないと、いつもとても残念な気持ちになります(・_・;
植え替えをしなかったから?
カーネーションの蕾が茶色くなって花が咲いてこなくなったのは、なぜかな?と自分なりに原因を考えてみました。
カーネーションは、今までは、ほとんど放ったらかし。植え替えも全然していませんでした。忙しかったり、、という理由からです。忙しいのは、みんな同じですね(^^;;
というわけで、蕾が茶色くなってしまう原因として、そんなことが急に気になってきました^^;
そこで、昨年の秋に、早速新しい土に植え替えてみました。そして、たまに粒状の緩効性肥料も、与えていました。
ちなみに、カーネーションの植え替えをしたのは、昨年の10月頃です。冬場も、外に出したまま、軒下で見守ってきました。
その後、春になったら株が元気になってきたので、秋に植え替えをしておいたお陰かな、と改めて植え替えの大切さを実感しました。
カーネーションが回復!花をたくさん咲かせるようになってきました

最近になって、春らしい陽気が続くようになってきたら、カーネーションが蕾を次々とたくさん付けるようになってきました。
そして、なんと!もう蕾が茶色くなる、という症状もなくなってきました。嘘みたいに、、です。嬉しいです。
カーネーションの開花時期は、主に4月〜6月頃です。そして、花は、もう一度秋の9月〜11月頃にも咲きます。
最近は、だんだん春らしい陽気になってきたせいでしょうか??
カーネーションが、びっくりするほど生き生きとしてきました!まるで長い眠りから覚めたかのように、、、ちょっと大袈裟かな(^^;;
たくさん蕾を付けて、花もよく咲くようになってきました。
そこで、植物を元気に育てるために大切なのは、肥料はもちろん、やっぱり一番は「土」かな、とつくづくそう思っています。
花用の培養土でも十分元気に育ちます。
カーネーションは手軽に使えるところが、花用の培養土といっても、値段が幅広くあります。選ぶ時にも、どれが良いのかな?と迷いますよね。
私は、いつも、土は植物の栽培にとって何よりも大事なもの、と考えて、たとえ値段が少しぐらい高めでも、できるだけいい土を使うように心がけています。
とはいえ、家計のことも考えて、ついつい値段の安い方に気がいってしまうこともよくあります。
でも、やっぱりいい土は、植えた後も順調に育って花もたくさん咲くという結果に繋がることが多いな、と感じています。
yumeがいつもリピートしている花用の培養土はコチラ!軽くてふかふかです。リン酸成分がたくさん含まれているため、花もたくさん咲いてきますよ。

うちのカーネーションは、植え替えをしてから、再びピンク色の可愛い花をたくさん咲かせるようになってきました。今まで何事もなかったかのように順調そのものです。
花数も増えてきたので、そろそろ肥料を与えていこうかな、と思っています。
緩効性肥料は効果が長く続きます。株の周りに撒いておくだけなので、使い方も簡単!使いやすいですよ。
粒状のちなみに、、
植物の蕾が茶色くなったり、調子が悪くなってきた時は、そうなってしまう原因がたったひとつだけとは限りません。
いくつかの原因が重なっている、ということもよくあります。
カーネーションに限らず、もし自分で育てている植物の調子が悪くなってきたら、思い当たる原因を次々と改善しながら、しばらく様子をみるようにしてみてくださいね。
今回紹介した私の体験談が、カーネーションの蕾が茶色くなってしまう時の対策として、少しでも参考になれば嬉しく思います。
追記:春になって成長期を迎えた頃のスプレーカーネーションの様子
スプレーカーネーションは、その後、3月の終わり頃から花数が一気に増えていきました。
蕾もたくさん付けるようになってきたので、たまに緩効性肥料を株の周りにパラパラっと撒いています。

4月9日:最近は、春らしい陽気になってきて、気温も20℃を上回る日が続いています。そんな中、スプレーカーネーションも勢いよく成長してきました。
そして、花も次々とたくさん咲くようになってきました。

5月11日:スゴイ!花数もタップリでボリューム満点♪

この前、花がら摘みをしている時に、うっかり茎を折ってしまいました。せっかく順調に育っていたのに、残念です^^;
折れた茎は、挿し穂して、また新しい株を増やしてみることにしました。
挿し穂で簡単に!スプレーカーネーションの増やし方。実際にやってみたので紹介しますの記事で紹介しています。
スプレーカーネーションを挿し穂で増やす方法は
カーネーションの木質化。株元の葉や茎が茶色くなる原因と対策法

うちのカーネーションは、株元の茎や葉が茶色くなって、枯れたようになっています。
スプレーカーネーションは茎が長く伸びていくと、株元の茎が茶色くなって木のようになってしまいます。この症状を茎の木質化と言います。
茎の木質化は、他の植物にも起こります。こちらの記事も参考にしてみてくださいね。

茎が木質化してくると、見た目もあまり良くないですよね^^;
木質化は、茎が伸びたことによる自然現象です。病気にかかったり、枯れてきたというわけではありません。
茎の木質化を避けたいなら、茎があまり伸び過ぎないうちに、定期的に切り戻しをするようにします。
切り戻しは、下記の時期になったら、毎回でもやったほうがいいです。
カーネーションの切り戻しに良い時期は?
花が咲き終わる6月中旬頃と秋の10月中旬頃です。
カーネーションは長く育てている間に、茎が地面を這うようにグニャグニャに伸びていきます。
私は茎が横に広がっていくのもそんなに悪くないな、と思っていますが、もし真っ直ぐに育てたいなら茎を支柱で支えてもいいです。
こんなアイテムが便利に使えます。私も他の植物でよく使っています。
カーネーションの切り戻しは、花がひと通り咲き終わったら思い切って半分くらいの長さに茎をバッサリと!短くしていきます。
切り落とした花は、小さい花瓶に飾って少しでも長く楽しみましょう。
最後に
調子の悪かったカーネーションが、蕾をタップリと付けて花をたくさん咲かせるようになってきました。
最近では、もうせっかく付けた蕾が茶色くなって花が咲かない、、ということもなくなっています。
花がひと通り咲き終わったら、茎が木質化しないように切り戻しもしていかないと、、
植物の調子が悪い時は、新しい土に植え替えるだけで案外すんなりと改善していくことが多いですよ。
そんな時は株も弱っていることが多いので、つい焦って肥料を与えたりしないようにしましょうね。
早く元気になって欲しい、という気持ちはよくわかりますが、返って株に負担がかかってしまいます。
ところで、カーネーションの限らず、植物の栽培は意外と奥が深いですね。私もいつも試行錯誤しながらやっています。
この記事が少しでも参考になれば嬉しいです。
それではまた・・
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