「花かんざし」という名前は、丸い蕾が「かんざし」に見えることから付けられたそうです。他にも、可愛い別名もあります。
花かんざしの育て方は、そこまで難しくありません。初めてでも簡単に育てられます。
この記事では、花かんざしの別名や育て方のポイント、花言葉について書いてみようと思います。
目次
花かんざしの別名とは
花かんざしには、こんな名前一体誰が考えたの!?と思ってしまうほどの可愛い別名もあります。
花かんざしの別名とは、「冬の妖精」。
寒い冬でも可愛い花をたくさん咲かせる花かんざしにぴったりだな、と思わず納得してしまいますね。
花かんざしの開花時期
花かんざしは毎年年末頃になると、もう早々と花の咲いた苗が出回り始めます。花は、生産農家さんで販売のためにわざわざ早めに咲かせてあるのだとか、、
花かんざしの開花時期は、本来なら2〜5月頃までです。
春らしい陽気になってきた3月頃にたくさん枝分かれしてきた花かんざし。
花かんざしは春になって気温が上がってくると、花が鉢から溢れそうなほど咲き乱れてきます。
満開まで咲き切った花は、早めに切り取っておくことで次の花が咲きやすくなりますよ。
こちらは、yume手作りの花かんざしのミニミニスワッグ。生花のまま作って少しづつドライフラワーにしていきます。
自分で育てた花かんざしで、ちょっと遊んでみました(笑)
花かんざしの育て方。3つのポイントを解説
花かんざしは寒さに強い性質なので、冬でも外で育てることができます。育て方のポイントを解説します。
花かんざしの日当たりや置き場所
花かんざしは日向を好みます。外の日当たりの良い場所で育てるようにします。
また、梅雨の時期の高温多湿が苦手なため、風通しの良い乾燥した場所で育てるようにしましょう。
花かんざしは雨で花が傷むので、花壇などの地植えにはあまり向いていません。冬に霜に当てないためにも、鉢植えにした方が育てやすいです。
うちでも冬場の寒波が心配な時期は、鉢植えの花かんざしを雪や霜が当たらないように軒下に移動させています。
もしうっかり霜にでも当てたりしたら、それこそもう一発アウト!ってことにもなりかねませんので(・・;)
花かんざしの水やりの仕方
花かんざしは多湿に弱い性質です。
水やりは土が完全に乾いてから、水が鉢底から流れ出るまでタップリとします。
水やりは、花に水がかからないように根元からします。せっかくの花が黒っぽくなってしまいますので、、
葉にはかかっても問題ありません。
花がタップリと咲いてくる、花かんざしにぴったりな水差しはコチラ!
花かんざしの肥料の与え方
花かんざしは、あまり肥料を必要としません。
初めに花用の培養土に植え付けておけば、培養土の栄養分だけでよく育ちます。
もし与えるなら、花がたくさん咲いてくる時期の2月〜4月頃に薄めの液体肥料を少しだけ与えるようにします。栄養を補うことで、花を少しでも長く楽しめますよ。
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花かんざしの特徴
花かんざしはまだ花が咲いてくる前の蕾も十分可愛いです。もうこのままでもいいかな、な〜んて思ってしまうほど。
花かんざしには下記のような特徴があります↓
- 原産地:オーストラリア
- 科名:キク科
- 多年草(日本では一年草扱い)
- 草丈:10〜20cm程度。
- 開花時期:2〜5月頃まで。
- 花の色:白色のみ。ツボミは赤紫色。
- 耐寒性:ー2℃〜ー5℃程度までは耐えられる。
- 耐暑性:弱い
- 夜になると花が閉じる。
花かんざしは、梅雨の時期の高温多湿に弱い性質です。夏が越せずに、初夏に枯れてしまうことがほとんど。
そんなことから、もう初めから夏前までの一年草として扱われてしまっています。
昼間は大きく開いていた花が、夜になると閉じてしまう花かんざし。
花の大きさが直径2cm程度しかありません。手で触るとカサカサという音がするほどよく乾いているので、簡単にドラフラワーになります。
私も自分で育てた花かんざしを使って、よくドライフラワーリースをハンドメイドしています。例えばこちらの作品とか、、
花かんざしの花言葉は?
「冬の妖精」という可愛い別名のある花かんざし。次のような花言葉が付いています。
花かんざしの花言葉は?
- 思いやり
- 温順
- 明るい性格
冬の冷たい風の中でゆらゆらと揺れている、花かんざしの花姿にピッタリな花言葉ばかりですね。
最後に
花かんざしは苗を植え付けた後もどんどん枝分かれして、小さい花を初夏の5月頃まで次々とたくさん咲かせます。
丸いコロンとした蕾のままでも十分可愛いですが、小さい花も思わずキュン!としてしまうほど可愛いです。
そんな花かんざしは、日本の夏の高温多湿の気候が大の苦手です。そのため夏が越せないことがほとんど。
もう初めから初夏までの一年草と考えて、気楽に育ててみてくださいね。私もそうしています。
この記事が少しでも参考になれば嬉しいです。
それではまた・・・
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