切り花の中には、季節に関係なく、お花屋さんに一年中いつでも置いてあるというものもたくさんあります。
花束に人気のアルストロメリアの切り花もそのひとつです。
生産農家でアルストロメリアの切り花の出荷が最も盛んになる時期は、毎年4〜5月頃です。ところが、お花屋さんにはいつでも置いてあります。
アルストロメリアの切り花は、5月の母の日や6月の父の日のフラワーアレンジメントなどにも人気でよく使われています。
この記事では、花束に大人気のアルストロメリアの切り花の特徴や花言葉について書いてみようと思います。
アルストロメリアは花の色が豊富
アルストロメリアは花の色がたくさん揃っていて、数え切れないほど豊富です。
例えば、赤、ピンク、白、オレンジ、黄色、紫・・・などがあります。
そんなアルストロメリアが、花束やフラワーアレンジメントなどに人気でよく使われるのは、色がたくさん揃っていて他の花と合わせやすい、ことからだと私は思っています。
私も仕事でブーケや花束を作る時には、アルストロメリアの切り花を必ずと言って良いほどよく使っています。
同系色のお花ばかりを集めて作るブーケは、いつもどのお花を使おうかな?と散々迷いますが、アルストロメリアなら花の色がたくさんあるのでいつも助かっています。
アルストロメリアの花のボリューム
アルストロメリアの切り花は、上の方でたくさん枝分かれしています。たった1本でも、まるでブーケのようにボリュームたっぷりなのが特徴です。
そんな特徴から、花束も華やかさがあって豪華な仕上がりになります。
バラとアルストロメリアの花束。これからもっと花が開いてくるのを楽しみに。 pic.twitter.com/Xw4NVPbCc7
— sechi (@sechiron) March 16, 2015
アルストロメリアを使って華やかな花束に仕上がっていますね。
私は毎年母の日の企画で、アルストロメリアの切り花を使った花束やフラワーアレンジメントを仕事でたくさん作っています。
アルストロメリアの切り花は、たくさん枝分かれしているところから切って、枝だけでも使えます。そんなところが、フラワーアレンジメントでも使いやすい点かな、と思います。
アルストロメリアは花持ちが良い
アルストロメリアは、切り花の中でも花持ちが良い方です。冬場なら2週間ほどと、十分過ぎるほど長く楽しめます。
花持ちの期間は、あくまで目安として参考にしてみてくださいね。花瓶の水換えや、茎の切り戻しをしっかりとやった場合に限っての話になりますので、、
切り花を少しでも長持ちさせたいなら、やっぱり活けたまま放ったらかし、というわけにもいきません。
アルストロメリアの切り花には、まだほんの小さい蕾もたくさん付いています。
初めの花が咲き終わっても、手入れさえ良ければ、そんな小さい蕾まで次々と咲いてきます。
私の経験では、下の方の2番花もちゃんと咲いてきますよ。
小さい蕾まで次々と咲かせるには、できるだけ頻繁に水換えをして、水をいつも清潔に保つことが一番かな、と思います。
アルストロメリアはどんな花?詳細を解説
次は、アルストロメリアの詳細を解説します。
- ユリズイセン科
- 学名:Alstromeria
- 原産国:南アメリカ
- 花弁の一部に縞模様や斑点があるもの、ないものがある。
- 花の色が豊富。
- 葉が斑入りのものもある。
アルストロメリアの種類は初めは50種類ほどでしたが、次々と改良を重ねて、いまでは100種類ほどにまで増えているそうです。
「ペルーのユリ」という別名も付いているそうですが、そういえば、花の形がどこかユリに似ているような??
アルストロメリアはオランダから伝わってきたそうですよ。華やかで明るいお花、という印象ですね。
https://twitter.com/miyu_mistachio/status/1512567263018491904?s=20&t=z-eBzUCOhXesPm9tEnuD1g
お花を飾って少しでも癒されましょう。手軽に始められるお花のある暮らしはコチラから→アルストロメリアの花言葉は?
アルストロメリア全般の花言葉を紹介します。
- 持続
- 未来への憧れ
- エキゾチック
「持続」という花言葉は、花持ちが良くて長く楽しめるアルストロメリアにあまりにもピッタリ!
アルストロメリアには、色別の花言葉もついています。たくさんある中でも、代表的なものを次でまとめてみました。
- 赤・・・幸い
- 白・・・凛々しさ
- ピンク・・・気配り
- 黄色・・・持続
- オレンジ・・・友情
花言葉なんて全然気にしない!という人もいる中で、やっぱり気になる〜、という人もたま〜にいます。贈り物のお花を選ぶ時の参考にしてみてくださいね。
最後に
この記事では、アルストロメリアの特徴や花言葉について書いてみました。
アルストロメリアに切り花には、次の3つの特徴があります。
- 花の色が豊富で他の花と合わせやすい。
- たくさん枝分かれしていてボリュームがある。
- 花持ちの良さが抜群。
水換えなどのお手入れさえちゃんとしたら、先の方の小さい蕾までちゃんと咲いてきますよ。
もし花束に使ったら、華やかな仕上がりにすっかり心を奪われてしまうかも♪
この記事が少しでも参考になれば嬉しいです。
それではまた、、