葉牡丹と一緒に寄せ植えにしてあったビオラ。今年は花が咲き終わっても、まだそのままにしてありました。
もしかしたらこのまま上手く夏越しできるかも、と少しだけ期待して、、
ビオラやパンジーは、一般的によく持っても初夏までが精一杯。ところが管理の仕方によっては、まれに上手く夏越しできることもあります。
この記事では、ビオラの夏越し中の管理の仕方について書いてみることにします。
目次
夏越しが苦手なはずのビオラが真夏に花を咲かせてきました
まだ真夏並みの暑さが続いていた8月の終わり頃、なんとか枯れないで夏越ししていたビオラに再び花が咲いてきました。
ところがもう時期が時期だけに、花も春の頃のようにたっぷりと、ということもなく、あまりにも弱々しく、、
それにしても、今年の夏は異常な暑さが続いていました。昼間の気温は、9月になってもまだあまり変わっていませんけど、、
ビオラは夏の暑さが苦手です。夏が越せないことがほとんどなのに、よくまだ持っているものだな〜、とつくづく感心しています。おまけに可愛い花まで咲かせて、、
そんなわけで、もしかしたらまた秋から株が盛り返してくるかも!?という期待がだんだんと膨らんできています。
ビオラの季節はずれに咲いてきた花が急に虫喰いだらけになっていたので、いつものようにオルトランDXを撒いておきました。株の周りにパラパラっと、、
この時期の花は、株に余計なエネルギーを使わせないためにも、もうあまり咲かせないほうが良いんですけどね。
わかってはいても、つい可愛いから、としばらく咲かせたままにしていました。
ひどい虫喰いにはこちらがよく効きます。私もいつも使っていますよ↓
夏越し中のビオラを短く「切り戻し」しました
ビオラは一般的に難しいと言われている夏越しを、それでもあえてさせようとして特に何かをしていた、というわけではありませんでした。
それなのに今まで枯れないでいたことが嬉しくてたまりません。
流石に茎はもうひょろひょろに徒長してますけど、、
それでも何とか無事に夏越しできそうなので、株の風通しを少しでも良くするために短く切り戻ししておくことにしました。
この時期になったら、もう花を切り取ってしまった方が、返って株にも負担がかかりませんし、、
そんなわけで、ビオラは葉を少しだけ残して株元の方からスッキリと短く切り戻ししておきました。切り戻しのやり方はパンジーでも同じです。
切り戻しのコツについて書いたコチラの記事も参考にしてみてくださいね↓
そう言えばもうすっかり忘れていましたが、切り戻しは花が一旦咲き終わった後、6月にも一度やってありました。最近忘れっぽい(^^;;
ビオラは、切り戻しをしてモサモサに繁っていた葉を無くしたことで、もう株の風通しもかなり良くなったと思います。
あとは厳しい暑さにも負けないで頑張っているビオラの生命力を信じるのみ、かな?何とか涼しくなるまで頑張って欲しいものです。
それにしても他のもうひとつのビオラは、今では上の写真のようにもうすっかり枯れ果てています。
こちらのビオラも、同じようにしてきたつもりなのに、、
でもビオラは本来なら夏越しなんてできずに、こんな風に枯れてしまうことがほとんどなんですけど(・・;)
ビオラの夏越し中の管理のポイント
今年はいつまでも真夏のような暑さが続いている中、まさかビオラがまだ元気に夏越ししているなんて!私にはもうそんなの奇跡としか思えません。
今までは6月頃まで花を咲かせたら、もうそれで処分していたので、今回のようなまさかまさかの展開に本当にびっくりしています。
ビオラは6月頃に花が咲き終わった後、次のように管理してきました。ビオラの夏越しを成功させるための参考にしてみてくださいね。
夏越し中の日当たりや置き場所
ビオラは夏本番の時期になって気温が上がってきた頃から、上の写真のようにムラサキシキブの木陰に置いて強い日差しが直接当たらないようにしてきました。
置き場所は軒下にでも、と考えてもみましたが、あまり適当な場所が見つからなかったのでもうここで様子を見ていくことにしました。
ムラサキシキブの木陰は、葉の隙間から柔らかい木漏れ日が半日程度は入ります。明るさもある程度はあるので、夏越しにもちょうど良いかな、と思って、、
風通しもいいので、きっとビオラも、それで意外にも夏越しを頑張れているのではないかな?と思っているのですが、どうなのでしょうね。
夏越し中の水やり
ビオラの夏場の水やりは、土が十分乾いてからたっぷりとやっていました。
夏場は株もほとんど成長もしません。水やりも頻繁にやり過ぎて根腐れさせないように、ほとんど控えめにしてきました。
雨が当たる場所に置いてあったので、水も雨が降った後はやらなかったり、その都度調整してきました。
夏越し中の肥料
ビオラは、夏場は肥料を与えていません。
夏越し中は、株も何とか頑張って持ちこたえているだけ、という状態です。肥料を与えると、暑さで弱っている株に返って負担がかかってしまいます。
肥料は秋になって気温が下がってきて、ビオラが再び元気に復活してきた頃に与えていきます。
うちのビオラも何とかこのまま秋まで持ちこたえて欲しいな、と毎日のように覗き込んでは夏越しの様子を見守っています。
もしまた秋に花がたくさん咲いてきたら、その時こそやっと夏越し大成功、パチパチパチ!って感じになると思います。
せっかくこんな夏の終わりまで夏越しを頑張っているビオラ。是非、秋またに復活してきて欲しいものですね〜。今後の変化が楽しみです♪
さてさて、夏越し中のビオラは、その後一体どうなったでしょうね〜。ワクワク♪是非、こちらの記事も読んでみてくださいね↓
この記事がビオラやパンジーの夏越しの少しでも参考になれば嬉しく思います。
最後まで読んでくださってありがとうございました。
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