自然の景色を見ながらウォーキングをしている時間は、いい気分転換にもなります。
私は普段からあまり運動が好きな方ではありませんが、それでもウォーキングだけは毎日のように楽しく続けています。
ところで、そんな私がいつもウォーキングをしている場所は、近所にある川沿いの土手です。そこには、桜並木がどこまでも続いています。
先日、いつものようにウォーキングをしていると、桜の木の枝にヤドリギ(宿り木)かも?というような植物を発見しました。
実は私は、ヤドリギという植物の存在をまだつい最近になってやっと知ったばかり。
そこで、思わず興奮して写真を何枚も撮ってしまいました^^;
ヤドリギは木に一年中寄生していますが、木が落葉する時期になるとそれまで隠れていた姿がよく目立つようになります。
今回の記事は、木に寄生するヤドリギの花や実の時期、特徴、花言葉を紹介してみようと思います。
ヤドリギについて知りたいなと思っていたら参考にしてみてくださいね。
目次
まん丸な形の塊になった植物はなに?木に寄生するヤドリギを発見!

実は私は、桜の木にまん丸な塊の植物がついているのをもうずっと前から知っていました。
ところが、何の疑いもなく、もうてっきり鳥の巣だとばかり思い込んでいたので、、
という程度にしか思っていませんでした^^;
ところで私は、ヤドリギという植物の存在をつい最近読んでいた雑誌で偶然知りました。
そして、もしかしたらあれも?と、ウォーキングの途中で発見した桜の木についていたまん丸な植物が気になってきました。
そこで、先日立ち止まって改めてよく観察してみたのですが、、
ところが、私がずっと鳥の巣だと思っていたまん丸で塊になった植物は、間違いなくヤドリギでした〜!

こちらは鳥の巣です。よく見てみると枝ばかり。ちゃんと見てみたら、ヤドリギと全然違っていました(^^;;
ということで、もし私がヤドリギという植物の存在をずっと知らないままだったとしたら??
私は、木についているまん丸で塊になった植物のことを、きっと一生鳥の巣だと思っていたに違いありません^^;
知ることができてほんとうによかったです(^^;;
ヤドリギの特徴
ヤドリギは、次のような植物です。下記で特徴をまとめてみます。
- ビャクダン科
- 常緑性の低木
- 多年生植物
ヤドリギは寄生植物です。木に「寄生根」と呼ばれる根を張り、木の栄養を吸収して成長します。
ただし、自ら光合成もするので半寄生植物ともいえます。
ヤドリギは、冬にヤドリギの実を食べた鳥が木の枝にフンをつけ、その中にあった種子が木に根を生やし寄生し始めます。しかも、かなり低い確率で・・
ヤドリギがよく寄生する木の種類は?
私がヤドリギを発見した木は、もうすっかり落葉してしまった桜の木でした。
ところが、ヤドリギは桜の木の他にも、次のような木にもよく寄生しています。
- エノキ
- クリ
- アカシデ
- ヤナギ類
- ブナ
- ミズナラ
- クワ
- シラカバ
私がウォーキングの途中で見つけたヤドリギは、木の上の方にたったひとつだけでしたが、1本の木にたくさん寄生していることもあるそうですよ。
せっかく発見したヤドリギなので、もっとよく観察してみたかったのですが、、
なにせヤドリギが寄生している桜の木はあまりにも急な土手の斜面に植えてあったので、残念ながら遠くから写真を撮るのが精一杯でした(^^;;
ところで、ヤドリギは普段は気が付いていないだけで、もしかしたら近所の公園の木にも寄生しているのかも。
木に寄生するヤドリギを見つけやすい時期

他の桜の木も改めて探してみたところ、他にもまだ小さいヤドリギを2つ発見しました。

こちらは、形がまだまん丸には程遠い。でも、これも間違いなくヤドリギです。
ヤドリギは私が発見した時には、遠くから見てもハッキリと分かるほどよく目立っていました。
ヤドリギは、木が落葉する秋の終わり頃から冬場が最も見つけやすい時期になります。
ヤドリギは、形がボールみたいにまん丸です。木々が冬枯れの時期なら、遠くからでも簡単に見つかりますよ。
追記:こちらは、翌年の春に桜が満開になった時期のヤドリギ。
春になったら、ヤドリギも青々としてきました。花を見るのを楽しみにしていましたが、どうしたのかな?いつまで経っても全然咲いてきません。残念^^;

これからも引き続き観察していきたいなと思います。
木に寄生するヤドリギ。大きさは?

こちらは、私が見つけたヤドリギの思い切りどアップ!(≧ω≦)
私が発見したヤドリギは実際に大きさを測ってみたわけではありませんが、塊の直径が50cmほどはあると思います。あくまで遠くから見た目測ですけど・・
ちなみにヤドリギは、大きいもので直径が約1mにもなるそうです。
私もいつかそんな大きなヤドリギを見つけてみたいなと思います。
木に寄生するヤドリギ。花の時期や特徴は?
ヤドリギは、2月〜4月頃に黄緑色の花を咲かせます。
花は大きさが直径2cmほどで小さくて目立たないということなので、ほんの近くで見ないと気がつかないかも知れませんね。
木に寄生するヤドリギ。実がなる時期や特徴は?

こちらは、11月の中旬に他の木に寄生していたヤドリギ。
黄緑色の丸い実を重たそうなほどたっぷりとつけています。

ヤドリギの実は、秋冬向きのリースのハンドメイドに人気でよく使われます。
日本では、秋から冬の初めに淡黄色や赤色の実をつけます。
ちなみに、実が赤色に熟すものは「アカミヤドリギ」という品種になります。
ヤドリギの実は、冬鳥のヒレンジャクやキレンジャクが好んで食べます。見つかったらすぐに食べられてしまいます。

ヒレンジャクは赤い尾が美しい冬鳥です。何ともまあ、凛々しいお顔w
ヤドリギの実の中にある種子は、粘り気の強い膜で覆われています。もし鳥に食べられてしまっても、鳥のフンの中にネバネバのまま残ります。
鳥によって運ばれたヤドリギの種は、再び他の違う木の枝にしっかりとくっ付いて寄生するそうです。自然界には、まだまだ私の知らないことがたくさん!
ヤドリギの花言葉
ヤドリギについていろいろと調べていたら、どんな花言葉がついているのかな?と花言葉が気になってきました。
ヤドリギの花言葉を下記で紹介します。
- 困難に打ち勝つ
- 忍耐
ヤドリギの花言葉は、他の植物に寄生して逞しく育っていくヤドリギにピッタリという印象ですね。
最後に
近所の土手に植えてある、落葉した桜の木の枝にくっ付いていたまん丸な植物の塊。私は以前からずっと鳥の巣だと思っていました。
ところが、その塊になった植物は、ヤドリギという寄生植物だということがわかりました。
そして、私はもう今ではヤドリギの大ファン(*^^)v
ヤドリギは気がつかないだけで、意外と近所の公園でも見つかるかも。
冬場の葉が落ちて枝だけになる時期のほうが見つけやすいです。もし落葉した木があったら念のため見上げてみてくださいね。
もしかしたら、すぐに見つかるかも♪
この記事が少しでも参考になれば嬉しいです。
それではまた・・
次は、ヤドリギの花が花瓶の水だけでも咲くかどうかを試してみたことについて書いたこちらの記事もどうぞ↓

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