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オリエンタルユリの切り花。飾り方のコツや水揚げ、花粉の処理の仕方を解説!

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yume
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どうも、yumeです。

オリエンタルユリの切り花は、値段が少々高めです。

なので、購入する時も何本もはちょっと、、、と気が引けてしまうことも多いと思います。

ところが、オリエンタルユリの切り花は、たった一本でも蕾がたくさんついています。一本で飾っても、十分飾り甲斐があります。

花は開いてくるとボリュームタップリに!思わずため息が出てしまうほどのエレガントに満ちあふれてきます。

私はいつもは、どちらかと言うとかすみ草のような小さい花を好んで飾ることが多いです。

でもたまにはボリュームのあるお花を飾ってみたくなり、早速オリエンタルユリの切り花を飾ってみることにしました。

そこで今回の記事は、オリエンタルユリの切り花の飾り方のコツや、水揚げの仕方、花粉の処理の仕方について書いてみることにします。

オリエンタルユリの切り花の飾り方のコツ

オリエンタルユリの切り花は、茎が長めで販売されていることが多いです。

ちなみに、茎の長さは市場から仕入れてきたばかりの頃は、先の方の蕾も入れると1mほどもあります。

もし長いままで飾れないなら、茎を短くしてしまっても十分可愛く飾れます。

枝をカットして、トイレや机に一輪挿しで飾ってみてくださいね。

短い枝を高さが10cmほどの空き瓶に一輪挿しで飾ってみました。なかなか可愛いと思います♪

下葉の処理を忘れずに!

オリエンタルユリの切り花は、少しでも長く楽しむためにも下葉の処理が欠かせません。

切り花は飾る前に、水に浸かってしまうところや、花瓶の中に入ってしまうところの下葉を全部取り除いておきます。

下葉の処理は、やってあるとないとでは切り花の花もちも全然違ってきます。

それは、水に浸かっているところの下葉が腐って、水が汚れてしまうのを少しでも防げるからです。

花瓶の水の量は?

飾ったらすぐに花が開いてきました。ほんのりとした優しい香り♪

花瓶の水の量は少なめにします。3〜5cmくらいかな?

と言いたいところですが、オリエンタルユリの切り花はずっしりとした重さがあります。水はある程度入れないと、花瓶がひっくり返ってしまいます。

ということで、花瓶の水の量はほどほど、、かな^^;

オリエンタルユリの切り花の水揚げ

切り花は、初めに水揚げをしてから飾ると水をよく吸い上げるようになります。

水揚げのやり方は一般的な「水切り」で!

オリエンタルユリの切り花は、割と水が上がりやすいほうです。

水揚げは一般的によくやる方法の「水切り」をするだけでも、十分水の吸い上げがよくなります。

水切りのやり方は、茎を水に浸けたまま、よく切れるハサミでスパッと斜めに切ります。

茎の断面をできるだけ広くします。

クタッとして元気がない切り花には「湯揚げ」がおすすめ

もしオリエンタルユリの切り花がクタッとしているなら、水揚げは茎の切り口をしばらくお湯に浸ける「湯揚げ」という方法がおすすめです。

「湯揚げ」は水の下がりやすい切り花の水揚げ法としても、効果抜群!それまでクタッとしていた茎が嘘のようにシャキッとしてきます。

切り花の湯揚げのやり方は、こちらの記事で詳しく解説しています。こちらの記事も参考にしてみてくださいね。

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しばらく深水に浸けよう!

下葉を取った後、わざわざ水を深めにして3時間ほど浸けておきました。

切り花は水切りをした後、しばらく深めの水(深水)に浸けておきます。茎に水圧がかかり、水が先の方まで十分行き渡ります。

もし萎れているなら、切り花全体を新聞紙で包んで、花首ギリギリのところまで水に浸けておきます。

3時間ほど経つと、しおれた切り花もびっくりするくらいシャキッ!としてきます。

萎れた切り花をシャキッと回復させる水揚げの方法は、私が実際にやってみた内容をコチラの記事で書いています。参考にしてみてくださいね。

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オリエンタルユリの切り花は、先の方の固い蕾までは咲かないことが多いです。せっかくの蕾を全部咲かせるためにも、是非上で書いた水揚げ法を試してみてくださいね。

オリエンタルユリはズッシリとした重さがあります。大きめの花瓶に飾った方が倒れる心配もなくて安心だと思います。

オリエンタルユリの花粉の処理

ユリは水をよく吸い上げると、花がだんだん大きく開いていきます。花が開き始めたら、早めに花粉を取り除いておくといいです。

花の仕事をしていると、ユリの花粉を取る作業はほとんど毎日。私は黙々と花粉を取り除く作業も結構楽しいなと思っています。

花粉を片手にいっぱいになるほど取っていても、不思議と全然飽きてきません(笑)

そんなことはさておき、とにかく花粉は固いうちに早めに取らないと、せっかくの美しい花がすぐに汚れてしまいます。

そして、もし洋服に付くと、汚れが落ちなくなってしまうことも!花粉は粉っぽくならない間に処理しておきましょう。

もし取りにくいなら、花が少し開き始めてからにしましょう。

ユリの蕾は一旦開き始めたら、もうあっという間に満開になっていきます。それこそたった一晩で、ということも。

花粉の処理にはピンセットが便利!

花粉は手よりも、ピンセットを使ったほうが簡単に取れます。

私もまだ開ききっていない蕾の花粉は、いつもピンセットを使って取っています。

先の尖ったピンセットは花を傷つける心配があるので、先の曲がったピンセットの方が使いやすいですよ♪

花粉はまだ固いうちは、全然粉っぽくありません。

yume
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なるべく早めに取った方が良いです。

ピンセットを使ったら、花粉取りも楽々♪

ユリの花粉の汚れの落とし方は?

もしユリの花粉がうっかり洋服についてしまった場合は、慌てて擦ったりしないようにしましょうね。花粉が繊維の奥まで入り込んで、返って汚れが落ちなくなってしまいます。

花粉は、粘着テープでペタペタするだけで、ほとんど汚れが目立たなくなります。後は普通に洗濯するだけで綺麗になりますよ♪

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そんな時こそ落ち着いてね。

花粉が指先についてしまった場合も、擦らずに早めに洗剤で洗い流すようにしましょう。

もし、少しぐらい汚れが残ってしまっても、入浴後にはほとんど目立たなくなっています。

お花の仕事をしていると、汚れて当たり前という感じなので、指先や洋服が花粉で汚れても、そこまで気になりませんけどね。作業用の服だし^^;

花粉の汚れを綺麗に落としたいなら、擦らないようにするのが一番です。ユリの花をお手入れする時の参考にしてみてください。

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オリエンタルユリの花言葉

ユリの花が見頃になる時期は6月ですが、オリエンタルユリの切り花はお花屋さんには1年中置いてあります。

オリエンタルユリにはどんな花言葉がついているのかな?と気になったので、早速調べてみました。

オリエンタルユリの花言葉は「気高さ」。

オリエンタルユリは満開になると花びらが反り返るように大きく広がりますが、そんな花姿は、凛としてまさに花言葉の「気高さ」そのもの。贈り物のお花としても、人気があるわけです。

最後に

オリエンタルユリは蕾がたくさんついているので、1本でもボリュームがあります。たくさん束で飾っても豪華で素敵ですが、一輪挿しでも十分オシャレに飾れます。

水をよく吸い上げるように水切りをしてから飾ると、生き生きとして少しでも長く楽しめます。

ところで、ユリは花粉が気になるから苦手(^^;;

という方も中にはいますが、花粉はまだ固いうちに花が少し開いてきたら早めに取っておきます。

そうすると、粉っぽくなってしまった花粉でうっかり手や洋服が汚れてしまうということもありません。

この記事を参考に少しでもオシャレに飾ってみてくださいね。

それではまた。

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