私はユニークな形をしたフウセントウワタの実が好きなので、切り花としてたくさん出回る時期になるとよく部屋の中に飾っています。
ところで、最近は色々な切り花が一年中豊富に出回っているので、季節感がなくなってしまったと言えばそれはそうなのですが、
私は、いつでも色々なお花を飾って楽しめるのが嬉しいなと思っています。
そこで、今回の記事はたくさんある切り花の中でも、実を飾って楽しむフウセントウワタの切り花の特徴や飾る時の注意点について書いてみようと思います。
目次
フウセントウワタの切り花を飾ってみた!
私がフウセントウワタの切り花を活けたのは、年明け早々の1月でした。この時期は、実がほんのりと紅葉しています。
フウセントウワタの実は、名前のように風船のような独特な形をしていてとっても個性的。
フウセントウワタだけで飾っても十分可愛いなと思いますが、、
でもでも、、他の切り花と一緒に飾っても、それはそれでまた可愛いです♪
ストックと一緒に活けてみたら、ボリュームたっぷりで豪華な雰囲気になりました。
フウセントウワタは単品でも他の花と組み合わせても、どちらでもOK!万能な切り花です。
フウセントウワタの切り花の特徴
フウセントウワタは南アフリカ原産のガガイモ科・フウセントウワタ属。切り花としては、花ではなく風船のように膨らんだ実を鑑賞します。
フウセントウワタの実は、ほおずきやサンダーソニアのように茎にぶら下がるようにしてついていますが、大きい実は直径が8cmほどもあります。
葉は細長い形をしていますが、傷みやすいのでお花屋さんなどに出回っている切り花にはほとんで葉がついていません。
また、フウセントウワタの切り花は、まるで竿?という感じで長いまま販売されていることがあります。
もし長すぎるなら、茎を少しでも実が残るように途中で切ってから飾ります。
フウセントウワタの切り花は、和風でも洋風でもどちらの花瓶にもよく合います。お部屋の雰囲気にピッタリな花瓶で飾ってみてくださいね。
フウセントウワタの切り花が出回る時期
フウセントウワタがお花屋さんで切り花としてたくさん出回る時期は、夏から秋の8月〜10月頃。
ちなみに、道の駅などのように地元の畑で採れた野菜やお花を直接販売しているようなところでは、冬場でも販売されていることがあります。
フウセントウワタの実は、夏には薄い黄緑色をしていますが、秋になると紅葉してほんのりと赤く色づきます。
フウセントウワタの切り花を飾る場合の注意点
切り口から白い液体がたくさん出てくるはずなのですが、今回は冬場だからかな?旬の時期のように溢れ出すという感じではありませんでした。
フウセントウワタは茎を切ると切り口から白い液体が出ます。
液体が肌につくとかぶれることがあるので、切り口を触らないようにしましょう。
実のところどころにも、白い液体がついていました。
もし白い液体が肌についてしまった場合は、すぐに水で洗い流してください。
また、白い液体は茎の切り口を塞いでしまいます。
フウセントウワタの切り花は、水切りした後に茎の切り口をよく洗い流してから活けるようにしましょう。
フウセントウワタの花
フウセントウワタは可愛い花を咲かせるということなのですが、残念ながら、まだ私は一度も花を見たことがありません^^;
フウセントウワタ(風船唐綿)
花言葉『楽しい生活』
花《隠れた才能》
実《いっぱいの夢》#フウセントウワタ #花言葉#TLを花でいっぱいにしよう pic.twitter.com/zEVoo3UjRu— 미카 (@mika__1514) November 16, 2020
フウセントウワタは6月下旬~9月頃に直径が1.5cmほどの小さなクリーム色の花を咲かせるということです。まるでシャンデリアのように下向きに咲くみたいですね♪
フウセントウワタの実の特徴。中を覗いてみた!
フウセントウワタの切り花には、実が鈴なりという感じでたくさんついています。
実の表面にトゲが!
実の裏側はこうなっています。
フウセントウワタの実の表面には、針のようなトゲトゲがあります。このトゲのようなものは見た目とは違って柔らかいので、手で触っても全然痛くありません。
実はまるで風船を膨らませたように軽くて、手で押さえてみるとフカフカしています。
実の中の様子は?種は?
フウセントウワタの実は、熟すと中からタンポポのような種が飛び出してくるということなのですが、それまで待ち切れないので割って実の中を見てみることに!
まだ実が若いので、どうやら中から種が自然に飛び出してくるまでには、まだ時間がかかりそうです。
ところで、種はどこにあるのかな?
多分ここかな?と思って中心の緑色の硬い部分を開いてみると、、、中にはまだ白い種がビッシリ!
この種がだんだんと黒くなってそのうち綿毛と一緒に飛んでいくのかぁ。改めて観察してみると、う〜ん、なかなか面白い♪
こちらは、その後偶然見かけた種が飛び出してしまったフウセントウワタ。切り花にしてからでもこんな感じで弾けてくるんだ〜(≧▽≦)
それにしても、うちの近所では、フウセントウワタを栽培しているのを見たことがありません。種がフワフワと風に乗って飛んでいる様子も、一度は見てみたいなと思います。
1月21日 曇り
畑の #フウセントウワタ
の種が風に乗りそう。
ガガイモやキジョランと同じキョウチクトウ科だから
大きな綿毛で、種を飛ばしている。 pic.twitter.com/DnzdODd1WH— ヒメ (@tanpopo507) January 21, 2020
フウセントウワタの別名
フウセントウワタ(風船唐綿)には、フウセンダマノキという別名もついています。
もちろん、別名も風船を膨らませたようなユニークな実の形からつけられたのでしょうね。見た目そのまんま!というかんじで、別名もまた、わかりやすくてなかなか良い名前ですね。
フウセントウワタの花言葉
次は、フウセントウワタの花言葉を紹介していきます。
フウセントウワタには、花と実で違う花言葉がついています。
- フウセントウワタの「花」の方に付いている花言葉=隠された能力
- フウセントウワタの「実」の方に付いている花言葉=たくさんの夢
どちらの花言葉も、良い印象ですね。
花についた「隠された能力」という花言葉は、花の後に切り花として楽しまれるようなユニークな実をたくさんつけることから付いたのかな?
また、実の方の「たくさんの夢」という花言葉は、タネが付いた綿毛が風に乗ってたくさん飛んでいく姿から付いたのかな?
もちろん、あくまで私の憶測です。
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ふんわり優しいきもちになったよ。
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最後に
フウセントウワタは花よりも風船のような実を鑑賞します。
トゲトゲのユニークな形の実はとっても個性的。花瓶に活けても花束にしてもそれぞれ楽しめます。
また、フウセントウワタの実はドライフラワーにもできます。
早速私も、今度は手作りリースの材料として使ってみたいなと思います。
フウセントウワタの風船のような可愛い実を色々楽しんでみてね♪
それではまた・・・
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