スイートピーは、たしか春の花だったはず、、
と、スイートピーの切り花を冬に見かけると、思わずそう思ってしまうかも?
ところが、スイートピーの切り花は、お花屋さんには早々ともう年末頃から置いてあって、優しい雰囲気のカラフルな花は花束にも人気です。
ところで、春色の汽車にの〜って〜♪
という松田聖子さんの爆発的なヒット曲がありますが、この歌詞からもスイートピーを春の花と考えるのは自然なことですね。
ところが、スイートピーは産地の生産農家で温室栽培されているので、お花屋さんには冬でも置いてあります。
温室で栽培されたスイートピーは、出荷が11月頃から始まって翌年の3月にはピークを迎えます。
春には切り花の需要が高まりますが、スイートピーは卒業シーズンの花束にもよく使われて人気があります。
今回の記事は、カラフルな花が人気のスイートピーの花の特徴や花言葉を書いてみようと思います。
目次
スイトピーの花の特徴。花びらがデリケート
スイートピーの切り花がたくさん出回り始める時期になると、私も仕事で毎日のようにスイートピーを使った花束などを作っています。
お花屋さんあるあるなのですが、スイートピーの切り花は、市場から仕入れてきた時には綺麗に並べられて箱に入っています。
20本くらいを扇のように並べて、更に茎を輪ゴムで束ねてから花の部分を丁寧に紙で覆ってあります。
そして、動かないようにクラフトテープで箱に貼り付けられています。他の切り花と比べてもあまりにも丁寧に梱包されているので、高級感すごいな!という感じですが、
多分スイートピーのフリルのようにエレガントな花びらが、移動中に少しでも潰れないようにということだと思います。
スイートピーとエンドウ豆の花はよく似ている?
スイートピーはマメ科の植物ということで、花がエンドウ豆の花とよく似ています。
花はエンドウ豆の花をもう少しエレガントにしたような感じですが、1本の茎にたくさん花が咲くのでボリュームもタップリ。
スイートピーの花の香りは?
スイートピーの花は、このまま香水にしたいなと思ってしまうほど爽やかでほんのりと甘い香りがします。
しかも強すぎないほんのりとした香りです。
私には普段はそこまでお花に関心がないけど、スイートピーだけは大好き!という知り合いがいますが、スイートピーを見かけるといつも幸せそうにニコニコしながら香りを嗅いでいますよ♪
スイートピーの花の色は?
スイートピーの花の色は、赤、ピンク、オレンジ、白、黄色、クリーム色、紫、薄紫・・・
というように本当にたくさんあります。
よく見かけるのはこれくらいですが、色は100種類くらいあってまだまだ新しく増えているということです。
ちなみに、つい先日も、シックな色もあるということを知ってびっくりしました。
スイートピーの花は長持ちするの?
これは切り花全般に言えることですが、切り花が長持ちするかどうかということは、飾る季節や手入れの仕方によっても全く違ってきます。
スイートピーの切り花は、ちゃんと水換えをしてこまめに手入れをした場合は、上の方の蕾もちゃんと咲いて1週間以上も花持ちます。
切り花を少しでも長持ちさせるための管理の仕方について書いた記事はコチラ!
スイートピーの切り花は、できるだけ気温が低いところに飾っておくと少しでも長持ちします。咲き終わった花は、すぐに取り除いておきましょう。
お花を飾って少しでも癒されましょう。お花のある暮らしはコチラから→今週のお花❁*·⑅
ポストに届くって良いなぁ。
お花屋さんを覗くのも好きだけど、仕事から帰ってポストに入ってると、ちょっと元気になる。#ブルーミー #bloomee pic.twitter.com/YQxQ80HzMx— kate. (@kate_chocoholic) September 7, 2021
スイートピーの花言葉は?
スイートピーには、次のような花言葉が付いています。
- 門出
- さようなら
- 私を覚えていて
- 優しい思い出
スイートピーは切り花がたくさん出回る、卒業シーズンの花束にも人気があるはずですね。
スイートピーの花束は、フリフリの花びらがとってもエレガント。もし、卒業式や職場のお別れ会などで花束を贈る機会があったら、上で書いた花言葉も参考にしてみてください。
最後に
冬でもたくさん出回るスイートピーの切り花。春の花なんじゃないの?と、戸惑いますよね。
ところが、スイートピーは温室栽培が進んでいるので、切り花は11月頃から出荷が始まりお花屋さんには冬でもたくさん置いてあります。
スイートピーは切り花の出荷のピークが卒業シーズンと重なるので、お別れのシーンの贈り物のお花としても人気でよく使われます。
また、卒業や門出にふさわしい花言葉も付いています。
スイートピーのフリルのような花びらや、優しい香りに少しでも癒されてね♪
それではまた・・・