鑑賞用トウガラシは夏から秋の終わり頃まで実を鑑賞する植物ですが、花は夏の7月頃から咲き始めます。
種類がたくさんあるので、名前を覚えるのが苦手な私には、とてもじゃないけど覚え切れません^^;
ところで観賞用トウガラシを育てているあなたは、思ったように育たないことで困っていませんか?
自分ではちゃんとやっているつもりでも、思ったように育たないなという場合もありますよね。
ところが、観賞用トウガラシは、育て方のポイントさえ抑えたら意外と簡単に育てられます。
そこでこの記事では、観賞用トウガラシの育て方のポイントについて書いてみようと思います。
もしあなたが観賞用トウガラシの育て方で困っていたら読んでみてください。
目次
鑑賞用トウガラシの育て方のポイント

私が育てている観賞用トウガラシ。トンガリ帽子みたいな可愛い種類♪
観賞用トウガラシは、あまり植物を育てたことがないという初心者でも育て方が簡単で育てやすい植物です。
あまり手間をかけなくてもよく育ちますが、もちろん、ポイントを抑えて育てた方が問題なく育ちますよ♪
次は、観賞用トウガラシの育て方のポイントです。
日当たりや育てる場所
観賞用トウガラシは、日当たりや風通しが良い場所で育てます。
日当たりが悪いと、せっかくついた実の色が悪くなってしまいます。
暑さには強いのですが、夏の強い西日が当たるような場所は避けるようにしましょう。
水やりの仕方
私は観賞用トウガラシを鉢植えで育てていますが、鉢植えにした場合の水やりは土が乾きかけた頃にタップリとします。
観賞用トウガラシは深く根を張らないため乾燥に弱いので、土を乾かし過ぎてもよくありません。
ということで、土が乾きやすい夏場は、水やりはほとんど毎日ということになりますが、季節によっても変わってきます。
肥料の与え方
観賞用トウガラシを鉢植えにした場合は、花や実をたくさんつけるためにも、植え付けた後に必ず肥料が必要になります。
肥料は、固形の緩効性肥料や液体肥料のどちらでも良いので、よく成長する時期の5〜9月頃までは定期的に与えるようにしましょう。
観賞用トウガラシを植え付けるための用土

プリプリの実が可愛い♪
観賞用トウガラシは、植え付けた土が合わなかったら上手く育たないこともあります。
根が腐ってしまう場合もあるので、観賞用トウガラシに合った水はけや水持ちの良い土を選ぶ必要がありますが、
ホームセンターなどでも販売されている花用の培養土が手軽に使えるのでおすすめです。
ちなみに、用土を自分でブレンドする場合は次のような割合にします。
赤玉土(小粒)2:腐葉土1の割合。
緩効性肥料を混ぜてから使います。
ちなみに、私は初めからちょうどいい割合で配合された「花用の培養土」に植え付けていますよ♪
鑑賞用トウガラシがシワシワになるのはなぜ?
観賞用トウガラシの実は、そのうちだんだんとシワシワになっていきます。
実がシワシワになる症状が、もう十分成長した後の種が出来る前のことなら、それは自然現象なので仕方がないことなのですが、
もしかしたら、日当たりが悪いことや水が不足していることが原因かも。
もし、観賞用トウガラシの実がシワシワになってしまう場合は、もう一度その辺のところをよく観察してみると良いです。
とはいえ、大切に育てている観賞用トウガラシの実がシワシワになったら、やっぱり焦りますよね。
でも、そんな時こそ落ち着いて、もう一度育て方をよく見直してみて欲しいなと思います。
鑑賞用トウガラシの実を楽しめる期間は?

観賞用トウガラシを真ん中に♪そろそろ暑さも和らいで、秋の気配を感じるようになってきました。
実を楽しむ観賞用トウガラシですが、花は7月頃から咲き始めます。

ポット苗が出回り始めるのは8月頃ですが、実は12月頃まで鑑賞できるので、それから十分楽しめます。
観賞用トウガラシの手入れをする場合の注意点
観賞用トウガラシは、次のようなことに気をつけて手入れをしましょう。
観賞用トウガラシの実は食べることはできません。
刺激があるので、素手で手入れをした後は目や顔を触らないようにしましょう。
実や葉の手入れをする場合は、手袋をつけるようにしましょう。
観賞用とはいえ、香辛料として使われるトウガラシと同じようにカプサイシンの成分による刺激があるので、素手で触るとヒリヒリして大変なことに^^;
また、小さいお子さんがいたら、ミニトマトと勘違いして食べたりしないように気を付けてあげてくださいね。
鑑賞用トウガラシは冬越しできるの?
観賞用トウガラシは夏の暑さには強い性質ですが、寒さには弱いので基本的に冬越しはできません。
寒さに弱くて冬越しができないことから、日本ではほとんどの場合1年草として扱われています。
ただし、観賞用トウガラシは本来は多年草なので、5℃以下にならないように室内で管理したら、冬越しできないこともありません。
実の鑑賞期間が終わったら、枝を剪定してから室内に取り込んで冬越しをさせるか?
また、実から収穫した種を保存しておいて、また来年種まきをするか?
それとも1年草として秋の終わり頃まで鑑賞したら、きっぱりと終わらせるか?
の、いずれかになりますが、せっかくなので色々と挑戦してみても楽しいと思います♪
ちなみに、私は今まで冬越しをさせずにきっぱりと1年草として終わらせて、また翌年は新しい苗を購入して植えていましたが、
来年は種から育ててみようと思っているので、今年は実の鑑賞期間が終わったら、種を収穫して保存しておこうと思っています。
追記:その後、12月に観賞用トウガラシの種の収穫をしました。そして、難しいと言われている冬越しにも挑戦してみることにしました。
観賞用トウガラシの種の収穫や保存の仕方について書いた記事はコチラ!

観賞用トウガラシの連作障害について
毎年連続で同じ土にナス科の植物を植えることで、病気にかかりやすかったり育ちが悪くなったりすることを言います。
観賞用トウガラシもナス科なので、前に植えた土に植えてもあまりよく育ちません。
ただし、ポット苗を購入して鉢植えにする場合は、毎回新しい土に植え付けるはずなので、その場合は連作障害を起こす心配はありません。
観賞用トウガラシの花言葉

観賞用トウガラシは、ナスの花によく似た白色や紫色の小さい花を咲かせます。
花はカラフルな実と比べて小さくて目立ちませんが、そんな花にでも、ちゃんと花言葉は付いています。
観賞用トウガラシの花言葉は?
- 悪夢がさめた
- 生命力
- 雅味(がみ)
- 旧友
- 嫉妬
「雅味」とは、上品で風雅な趣、、、という意味だそうです。
最後に
観賞用トウガラシは、寒さに弱いことからナス科の1年草として扱われています。
乾燥に弱いので水を切らさないように気を付けながら、外の日当たりの良い場所で育てるようにしましょう。
たくさん実を付けるので、よく育つ時期には定期的に肥料も与えましょう。
鑑賞用トウガラシの育て方は簡単ですが、育て方のポイントを抑えてよく観察しながら育ててみてくださいね。
また、観賞用トウガラシは基本的に冬越しは難しいとされていますが、室内に入れて温度管理に十分気を付けたらできることもあります。
たとえ冬越しがうまくいかなくても、終わった実から種を収穫して保存しておけば、また翌年に種から育てられますよ。
観賞用トウガラシのプリプリの可愛い実を、秋の終わり頃まで楽しんでね♪
それではまた・・・
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