どうも、yumeです。
先日オミナエシの切り花を部屋に飾ってみました。オミナエシは主役というよりも、やっぱり脇役の方がピッタリですね。
オミナエシだけで飾っても可愛いですが、他の花と一緒に飾ることで一段と引き立つように思います。
そこでこの記事は、秋の七草としてもよく知られている、オミナエシの見頃や切花としての特徴について書いてみようと思います。
目次
オミナエシの見頃の時期や切り花として出回る時期は?
オミナエシの切り花は、もうお盆前から出回り始めます。7月頃から秋の10月頃までお店でもよく見かけます。
公園などでオミナエシが見頃になるのも、同じ時期になります。
ところで、私は花の仕事をしているので、毎年お盆前になると毎日のようにオミナエシの切り花に囲まれて仕事をするようになるので、、
と思いますが、花の業界はいつだって季節先取りです。そういう面ではファッション業界と同じかな?なんて(・・;)
そんな風に季節に関係なく、1年中出回っている切り花がたくさんあるので、お花から四季の移ろいを感じる、ということも少なくなってきたように思います。
少し寂しいような複雑な気持ちになってしまいますが、オミナエシは切り花として1年中出回っているというわけではありません。
オミナエシはどんな花?基本情報を紹介
オミナエシは花は見たことがあっても、基本情報まではあまりよく知らないのではないかなと思います。
オミナエシの基本的な情報を簡単にまとめてみます。
分類 | オミナエシ科・オミナエシ属 |
---|---|
学名 | Patrinia scabiosifolia |
和名 | 女郎花 |
英名 | Yellow patrinia・Scabious patrinia |
原産地 | 日本・中国・朝鮮半島・シベリア東部 |
開花期 | 7月〜10月頃 |
性質 | 多年草 |
オミナエシの別名
オミナエシには次のような別名もあります。
- 粟花(あわばな)
- 思い草(おもいぐさ)
粟花という別名はオミナエシの小さい花が粟粒のように見えるということが由来となっていますが、思い草という別名の方は由来がよくわかりません。
多分、オミナエシの優しげな花姿が由来となって付いたんじゃないかな?と思いますが、あくまで私の憶測なんだけど^^;
オミナエシを切り花として飾る場合に気になる特徴
オミナエシと同じ時期によく出回るリンドウやトルコ桔梗と一緒に飾ってみました。オミナエシの黄色い小花が可愛い♪
黄色い小花が可愛いオミナエシですが、実は切り花として飾るなら、ちょっと気になることも、、
気になるといっても、それはオミナエシの特徴なのでどうしようもありません。とりあえず気になる特徴を書いていくことにします。
オミナエシの香り
まず気になるのがオミナエシの香りです。
香りの好みは人によってぞれぞれ違います。でも、オミナエシの花の香りは独特なので、、
う〜ん、いい香り♪
という人は、多分いないんじゃないかな?と思います。
私の職場では、オミナエシが大量に入荷する時期になると、一緒に働いている人みんなが「くさい、臭い」と言い始めます(・・;)
オミナエシの香りは、それほど独特だということです。ただし、まとめて大量に飾らない限りは、あまり気になりません。安心してくださいね。
私も先日から部屋にオミナエシを飾っています。少しだけ飾った程度なら、臭いも全然気にもなりません。
オミナエシの花は散りやすい
もうひとつ気になるのは、オミナエシを飾った場所がこぼれた花で汚れる、ということです。
オミナエシはちょっと触っただけでも、花がすぐにポロポロッとこぼれ落ちてしまうからです。それで、あまり飾りたくないという人もいるくらいです。
もし飾るなら、いつも清潔にしておきたい食卓にはちょっと不向きかも。掃除のしやすい場所がおすすめです。
オミナエシの花持ちは?
さて、オミナエシを切り花で飾る場合は、花持ちはどうなの?と気になりますよね。
オミナエシは茎が固くてしっかりとしているので、切り花の中でも花持ちは良い方です。
ところがオミナエシは何しろ夏の暑い頃に出回る切り花なので、花持ちは冬場の切り花と同じように、、というわけにはいきません。
飾りっぱなしではいくら花持ちが良いオミナエシだって、そりゃ〜悲鳴を上げてしまいます。
せっかく飾るなら頻繁に水換えをしたり茎の切り戻しをすることで、切り花を少しでも長持ちさせることができます。
私は夏場の暑い時期は朝と晩に2回水換えをしていますが、水替えのついでに傷んできた花や葉も取り除いてキレイにしています。
こんなちょっとした手入れの仕方ですが、たとえ花の数は減ってしまっても夏場でも1週間くらいは飾って楽しんでいます。
飾った切り花を少しでも長持ちさせるための管理の仕方を書いた記事はコチラ!
オミナエシは秋の七草
夏の暑い時期から花の見頃を迎えるオミナエシ。秋の七草としてもよく知られています。
- 萩(はぎ)
- すすき
- 葛(くず)
- 撫子(なでしこ)
- 女郎花(おみなえし)
- 藤袴(ふじばかま)
- 桔梗(ききょう)
ずいぶん前までは秋の七草が咲く頃になると、もうすっかり秋らしさを感じていましたが、最近はいつまでも残暑が厳しくて、、、
秋らしさは一体どこへ(・・;)
オミナエシの花言葉
小さな黄色い花をたくさん咲かせるオミナエシ。
オミナエシの花言葉を紹介します。
- 美人
- はかない恋
- 親切
どの花言葉も、オミナエシの花姿によく合った奥ゆかしさを感じますね。
最後に
オミナエシは切花としても、他の花を引き立てる名脇役のような存在だと思います。
秋の七草としてもよく知られていますが、切り花は夏の初めの7月頃から10月頃まで出回ります。
花持ちも良いので、手入れさえ良ければ夏の暑い時期でも結構長く楽しめます。
少しはオミナエシの奥ゆかしさを見習いたいものです^^;
それではまた・・・
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ふんわり優しいきもちになったよ。
bloomeeありがとう。
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