うちのムラサキシキブは、もう育て始めてから3年目になります。
ところで、ムラサキシキブといっても、園芸ショップで販売されているのは園芸品種のコムラサキだそうです。
今年も、そろそろ剪定や植え替えにちょうど良い時期になってきました。
うちでは、ムラサキシキブを鉢植えで育てていますが、成長が早いので剪定や植え替えは必ず毎年1回は必要になります。
ということで、先日私も、鉢植えで育てているムラサキシキブの剪定と植え替えをしておきました。
今回の記事は、ムラサキシキブの剪定や植え替えの手順を紹介してみようと思います。
目次
ムラサキシキブの剪定はよく晴れた日に!
ところで、ムラサキシキブに限らず、植物の剪定はよく晴れた日にやった方が良いです。
それは、枝の切り口が早く乾くからです。
湿った状態が続くと、切り口に雑菌が繁殖して最悪の場合は腐ってしまうことも(-。-;
もちろん、剪定は、好んで雨の日にはやらないと思いますが、
できるだけカラッとよく晴れた日にやった方がその後も順調に育ってくれますよ♪
それでも心配な場合は、剪定をした後に枝の切り口を雑菌から守るための殺菌剤もあります。
ムラサキシキブの剪定の手順。さて、枝をどこで切る?
こちらは、10月の終わり頃の紅葉が真っ盛りのムラサキシキブ。
そして、こちらが、すっかり落葉して枝だけになってしまった最近のムラサキシキブ。まだ、12月に入ったばかり。
ムラサキシキブは、12月〜2月が剪定に良い時期です。
さて、枝をどこで剪定しようかな?
私は、まだ剪定に慣れていないので、いつも伸びた枝を見ながらしばらく考え込んでしまいます(^^;;
先ずはこの枝からにします。株元から10cmくらいのところで、芽を残すように切ります。
ムラサキシキブの剪定は、主になっている枝は切らないで、秋に実をつけた枝分かれした枝を5〜10cmくらい残して切っていきます。
次はこっちの枝!さっき切った枝と長さが同じくらいになるように、芽の位置を確認しながら切ります。
やると決めたら、臆病風に吹かれている暇なんてありません。
ある程度は気合いも必要^^;
ということで、もう迷わず、自信を持って次々と切っていきます。
ついに一番太い枝の番!こちらも、やっぱり同じように10cmくらい残して芽のところで切ります。
うちのムラサキシキブは、剪定をするのは今回で2回目です。
昨年の12月にも剪定をしましたが、その後も順調に育って秋には紫色の実をたくさんつけました。
秋に紫色の実をたくさんつけたムラサキシキブの育て方について書いた記事はコチラ!
ところで、この細い枝はどうしたものかなぁ^^;
細い枝はそのまま残そうかなと思いましたが、
枝の先の方が黒っぽかったので、やっぱり他の枝と同じように10cmくらいの長さに切って短くすることに。
後は、右側の細い枝だけです。
こちらの細い枝は、枯れ枝のようなので、枝の元から切り落とします。
これで、ムラサキシキブの剪定が終了!
ムラサキシキブは、今回の剪定が刺激となって、きっとまた来年の春から勢いよく成長していくはずです。
ということで、これで剪定が無事に終わりました。
剪定後のムラサキシキブがその後新芽を出す時期や若葉の成長を紹介した記事はコチラ!
ところが、ホッとしたのも束の間。もう鉢の中が根でいっぱいになっていることに気がつきました〜^^;
そこで、ついでに植え替えもすることに。
ムラサキシキブの植え替えの手順
思った通り根がビッシリとよく張っています。すごい!
ムラサキシキブは鉢底を覗いてみても、まだ根が出てきているというほどでもありませんでした。
と思いましたが、前回の植え替えからちょうど1年になります。
ムラサキシキブは、鉢の中に根が詰まりすぎると、水や養分の吸収ができなくなり、花や実がつかなくなることもあります。
そこで、鉢から出してみたら、びっくり!
やっぱり鉢植えのムラサキシキブは、年に1回は植え替えが必要だなとつくづく感じました。
根をほぐして古い土を少しだけ落とします。と、言いながらもちょっと落としすぎたかな?^^;
私はムラサキシキブの株をもうそこまで大きくしたくないと思っているので、また今までと同じ鉢に植え付けることにしました。
今回も同じ鉢に植えるので、根を鉢の大きさに合わせて短くしておきました。
これで、ムラサキシキブの植え替えが完了!
ムラサキシキブを植え替える時は、初めに土の中に緩効性肥料を混ぜ込んでから植え付けていきます。
また来年も紫色の実をたくさんつけて欲しいので、株が新しい土に根付いてきたら冬の間に緩効性肥料を少しだけ与えておきます。
追記:その後翌年の2月に土の表面に緩効性肥料をパラパラと撒いておきました。春になったら芽吹くのが楽しみ♪
緩効性肥料は効き目がゆっくりと表れてきます。植物の栽培には欠かせませんね。
ムラサキシキブの植え替え後の置き場所
ところで、植え替えは植物にとって株に大きな負担がかかります。
ということで、ムラサキシキブは植え替えが終わって根が新しい土に定着するまでは日陰で様子を見るようにします。
ムラサキシキブは、よく育って逞しいというイメージがありますが、それでも植え替えた後はちょっとデリケート。
植え替え後は、しばらく優しく見守って欲しいなと思います。
ムラサキシキブの冬越し
ムラサキシキブは寒さにも強いので、冬場も外で冬越しできます。
寒さに弱い植物を育てていると冬越しにも気を遣いますが、ムラサキシキブなら安心です。
私は昨年の冬もムラサキシキブを外に出したままにしていましたが、春になったらまたちゃんと新芽が育ってきました。
ムラサキシキブは冬越しの心配をしなくてもいいので、とっても育てやすいですよ。
最後に
成長が早くてすぐに大きくなるムラサキシキブ。
剪定に良い時期になったので、来年もたくさん実をつけるように伸びた枝を切ってスッキリさせました。
また、鉢植えで育てていると、鉢の中がすぐに根でいっぱいになってしまいます。
そこで、水や養分の吸収が良くなるように植え替えもしておきました。
ということで、うちのムラサキシキブはもう12月に剪定や植え替えを済ませたので、これでもう冬越しもバッチリ!
ムラサキシキブは、鉢植えで育てるなら剪定や植え替えを忘れないでね♪
この記事が少しでも参考になれば嬉しいです。
それではまた・・・
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