うちのムラサキシキブは、園芸用の「コムラサキ」という品種ですが、またの名をコシキブとも言います。
ところで、私がムラサキシキブを育て始めたのは、園芸ショップで紫色の実を見つけたうちの娘が、「めっちゃ可愛い!」
と、気に入ってしまったことがきっかけでした。
ムラサキシキブは、庭木として植えてあるのをよく見かけますが、
病気にもかかりにくく、ガーデニングの初心者でも簡単に育てることができます。
私は、ムラサキシキブを鉢植えで育てていますが、
すぐに枝が伸びるので、毎年のように剪定をしないとあまりにも形が悪くなってしまいます。
ということで、昨年の冬に初めて剪定をしてみたのですが、その後も順調に育って最近は紫色の実をたくさん付けています。
そこで、この記事では、ムラサキシキブの育て方や剪定について書いてみようと思います。
ムラサキシキブの育て方や剪定の仕方で困っていたら読んで参考にしてみてください。
目次
初心者でも簡単!ムラサキシキブの育て方

ムラサキシキブは、丈夫で簡単に育てられるので、あまりガーデニングの経験がない初心者にもピッタリな庭木です。
それでは早速、ムラサキシキブの育て方をまとめてみることにします。
どんな用土を使ったら良いの?
ムラサキシキブは、水はけや水もちの良い少し湿り気がある土を好みます。
鉢植えで育てる場合は、用土を次のような割合にします。
赤玉土6:腐葉土4
ちなみに、私は「花用の培養土」に植え付けましたが、それでもスクスクとよく育っていますよ。
花用の培養土なら、何もしなくてもそのまま手軽に使えます。
日当たりや置き場所は?
ムラサキシキブは少しくらい日陰でもよく育ちますが、
たくさん花を咲かせるためにも、日光がたっぷりと当たる場所で育てます。
今年の夏は、あまりにも暑さが厳しかったので、大丈夫かな?と、心配していましたが、
ムラサキシキブは、夏の暑さにも負けないで元気に育ちました。
それでも、夏の強い西日に当たると、さすがにグッタリとしてしまうので、
夏場は、西日がガンガンに当たるような場所は避けましょう。
もし、どうしても場所がないという場合は、遮光ネットを使って対処しても良いです。
水やりの仕方や注意点
ムラサキシキブは、土がやや湿った状態を好むので、水やりは土の表面が乾いてきたらすぐにタップリとします。
鉢植えの場合は土が乾きやすいので、水を切らさないようにしましょう。
土が乾きすぎると、葉が黄色くなって枯れてしまう場合もあります。
肥料の与え方の目安
ムラサキシキブは、肥料を与えなくてもよく育つので、肥料を与え過ぎるとあまり花が咲かなくなってしまいます。
実の付きも悪くなってしまうので、肥料の与え過ぎに気をつけましょう。
肥料は、次のような目安で与えます。
地植えの場合・・特に肥料を与える必要はありません。
鉢植えの場合・・植え付ける時に土の中に緩効性肥料を混ぜ込んでおき、その後は冬場の2月・新芽が出始める4月か5月・秋の10月に緩効性肥料を少しだけ与える。
秋にムラサキ色の可愛い実を楽しむためにも、くれぐれも肥料を与え過ぎないようにしましょう。
ムラサキシキブの花や実を鑑賞できる時期は?

8月の終わり頃には、まだ実が真っ青。

9月になったら、実がだんだんと紫色になってきました。
ムラサキシキブは、6月にピンク色の小さな花を咲かせます。
うちのムラサキシキブは、今年の6月にたくさん花を咲かせましたが、
うっかり者の私は、花の写真を1枚も撮ってなかったので、お見せできないのがとっても残念(^^;;
ムラサキシキブは、9月になったら、実がだんだんと鮮やかな紫色に色付き始めました。
ムラサキシキブは、9月〜10月頃までが実を鑑賞できる期間なので、これから十分楽しみたいなと思っています。
ムラサキシキブの剪定に良い時期

ムラサキシキブは落葉低木。
秋になると葉が紅葉して、冬には葉が落ちてなくなってしまいます。
伸びた枝は風通しを良くしたり形を整えるためにも、葉が落ちる時期が来たら剪定をしましょう。
- 冬場の12月〜2月頃が最も良い時期。
- 遅くても新芽が出始める前の3月までにはしておく。
ムラサキシキブは、春に新芽が出始めてから剪定をすると、
花を咲かせることが出来ないどころか、紫色の可愛い実が楽しめなくなるので気を付けましょうね^^;
また、剪定は株にとっても大きな負担が掛かるので、株が成長を休む冬場にやることで、少しでも株に掛かる負担を減らすことができます。
ムラサキシキブの剪定の仕方

昨年の12月に、剪定で枝をかなり短くしましたが、9月にはにここまで枝が伸びてきました。
私が育てているムラサキシキブは、4つに枝分かれしています。
冬には葉が落ちて枝だけになってしまったので、12月に枝を根元から5cmくらいのところでバッサリと剪定しましたが、
その後春になったら、たくさん新芽が出てどんどん枝を伸ばし始めました。
そして、6月にはたくさん花を咲かせたので、剪定後も順調に育ってくれてホッとしました。
ムラサキシキブは生育が旺盛なので、剪定にも強く時期さえ間違えなかったら、意外と好きなように切っても順調に育ちますよ♪
追記:その後12月の初め頃にムラサキシキブの剪定と植え替えをしました。
ムラサキシキブの剪定や植え替えの手順を紹介した記事はコチラ!

ムラサキシキブの植え替え

ムラサキシキブは、成長が早くてどんどん育つので、すぐに鉢の中が根でいっぱいになってしまいます。
鉢植えにした場合は、根詰まりを起こしやすいので、毎年のように新しい土に植え替えた方が良いです。
ムラサキシキブは、葉が落ちる冬場が植え替えにちょうど良い時期ですが、
寒さが厳しい1月〜2月は寒さで根が弱っているので、その時期は避けた方が良いです。
我が家のムラサキシキブは、剪定をしたのが良かったのかな?
春には新芽をたくさん出して勢いよく生長していきましたが、
鉢底から根が飛び出していたので、12月の剪定と同時にひと回り大きな鉢に植え替えもしました。
ムラサキシキブは生育が旺盛ということで、本来は地植えで育てた方が良いのですが、
うちは地植えに良い場所がないので、仕方がありません(^^;;
ということで、これからも枝があまり大きくならないように、時期になったら剪定や植え替えをしながら、引き続きこのまま鉢植えで育てていくつもりです。
ムラサキシキブの花言葉
花言葉はどんな花にもついているので、気にし始めたら意外と気になってしまうものですね。
ところで、ムラサキシキブの花言葉は?
- 聡明
- 上品
- 愛され上手
ムラサキシキブといえば源氏物語の作者でもある紫式部を思い浮かべてしまいますが、
「聡明」という花言葉は、平安時代の女流作家、紫式部の聡明さが由来となっています。
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最後に
落葉低木のムラサキシキブは、秋に紫色の実を鑑賞して楽しみます。
ムラサキシキブは育てやすいので、ガーデニングの初心者でも簡単に育てることができます。
暑さや寒さには強いですが、乾燥のし過ぎには弱いので、水を切らさないように注意しましょう。
ムラサキシキブの紫色の実は、何とも言えないほど可愛らしくて秋の風情たっぷり٩(ˊᗜˋ*)و
ムラサキシキブの育て方や剪定で困っていたら参考にしてみてね♪
それではまた・・・
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