つい先日、近所の川沿いに真っ赤な彼岸花が咲いているのを見つけました。
ところで、彼岸花と言えば、子供の頃に道端に咲いていた彼岸花を家に持ち帰ったら「そんな不吉な花を摘んできちゃダメ!」
と母親に強く叱られた思い出があります。
それからは、彼岸花をあまり快く思っていなかったのですが、、そんな彼岸花は、よく見るとエレガントで個性的な美しい花を咲かせます。
でも、なぜ不吉な花や毒があるなんて言われているのでしょう。
そこでこの記事では、彼岸花の見頃の時期や毒性、不吉な花とされている理由について書いてみようと思います。
目次
彼岸花が見頃の時期を迎えています
こちらは、近所の川沿いに自然に咲いている彼岸花です。
最近では、彼岸花を名所にするためにわざわざ植えてある、ということもよくあるのだそうです。
彼岸花は、満開になり、見頃を迎えるのが9月の初め頃から中旬頃です。一般的には、ちょうど秋のお彼岸の頃になります。
彼岸花は、地面からニョキッ!と芽を出すと、茎をどんどん伸ばして蕾を付けます。花が咲く時期には葉がありません。
また。彼岸花という名前は、花がお彼岸の頃に咲く、ということに由来して付けられたのだそうです。
花の見頃の時期は、住んでいる地方やその年の気候によっても多少違ってきます。
彼岸花が見頃を迎えると、毎年、全国各地の名所でカメラを手にしたアマチュアカメラマンの様子がテレビで放送されます。
私も、いつも、彼岸花の見頃を楽しむ方の多さにびっくりさせられます。そして、彼岸花の名所に出かけてみたくなってしまいます。
私が実際に出かけてみた、彼岸花の名所の見頃を紹介したこちらの記事も読んでみてくださいね。
彼岸花には本当に毒があるの?
彼岸花には毒性があると言われています。実際にはどうなのでしょう。
私も、子供の頃に母親から「毒があるから触っちゃダメ!」と言われた覚えがあります。
そんなことから、彼岸花は触ってはいけない危険な花だとばかり思い込んできましたが、、
最近になって、毒性について改めて詳しく調べてみました。
彼岸花には、世間でも言われているとおり、毒性があるということがわかっています。
彼岸花に含まれている毒は、リコリンと呼ばれるアルカロイドの一種。
体の中に入ると、下痢や吐き気、神経麻痺を起こす可能性があります。
彼岸花の毒は、花や茎、葉や根のどの部分にも含まれています。その中でも、一番多く含まれているのが球根なんだとか(・・;)
うちの母親もまんざら嘘を言っていたわけでもなかったんだ〜、、なんて^^;
ところが、、
彼岸花の毒は、人が球根を600個以上食べない限り、死に至るようなことはないそうです。
花を摘んだくらいでは、特に問題ないみたいです。
ただし、毒があるということは事実です。そんなことも、頭の片隅に置いておいた方が良いんじゃないかな、と思います。
ちなみに、モグラやネズミなどの小動物の場合は、球根1個でも十分死に至る危険性があるということです。
もしペットを飼っているなら、油断禁物です(^^;;
彼岸花が不吉な花とされている理由は?
彼岸花は、華やかな美しい花を咲かせます。もし、何も知らない子供が野原で見つけて、摘んで持ち帰ってきても無理はないと思います。
でも、不吉な花とされているからには、たとえ理由がわからなくても快く受け入れることなんてできませんよね。
そこで、早速、彼岸花が不吉な花とされている理由を解説します。
彼岸花は、花が咲く時期には「葉」がない、というように、他の植物と全く違うサイクルで成長するのが特徴です。
彼岸花が不吉な花とされてきた理由は?
不思議な花、とされてきたことから。
他の植物と違う特徴があるため、死をイメージさせる、とされてきたことから。
秋のお彼岸の頃によくお墓に咲いていて、飾ると火事になる、と考えられてきたことから。
炎のような形をした赤い花を咲かせることからというように色々ありますが、結論から言うと、彼岸花が不吉な花と言われているのは、ただの迷信です。
しかし、彼岸花の毒性はともかく、不吉な花とされてきた言い伝えや迷信のようなものは、こんなにも長く私たちの生活の中に残り続けるものなのですね。
彼岸花の別名
真っ赤な花、という印象の強い彼岸花。ところが、最近では、黄色や白色、ピンク色などもよく見かけるようになってきました。
さて、そんな彼岸花には、曼珠沙華「まんじゅしゃげ・まんじゅしゃか」と言う別名もあります。
彼岸花が赤い花を咲かせることから、仏教でめでたい花とされていたから。
と言うことです。
彼岸花の咲き乱れる風景は、今でも「曼珠沙華」を歌う山口百恵さんの透き通った歌声を思い出させてくれます。
昭和の懐かしい曲です。良かったら聴いてみてくださいね。
ちなみに、彼岸花には、幽霊花・毒花・地獄花・死人花などと言うように、他にもあまりよくない意味の別名もあります。
彼岸花の花言葉
彼岸花には、良い意味やあまり良くない意味のものまで、たくさんの花言葉が付いています。
彼岸花の花言葉を下記で紹介します。
- 悲しい思い出
- 想う人はあなた
- 追想
- 情熱
- 独立
- 再会
- また会う日を楽しみに
あれ?どちらかと言うと、いい意味の花言葉の方が多いかも、、
とはいえ、彼岸花は、不吉な花という印象が強すぎるかな、と私は思います。だから、どんなに美しくても、贈り物のお花としては不向きかな、と(・・;)
彼岸花の見頃の時期や毒性、不吉な花とされている理由についてのまとめ
彼岸花の見頃は、9月の中旬頃になります。一般的には、秋のお彼岸の頃に一番の見頃を迎えます。
とはいえ、見頃の時期は、住んでいる地方によっても多少違ってきます。
ちなみに、私が近所の川沿いで彼岸花が咲いているのを見かけたのは、まだつい最近の9月の中旬でした。
彼岸花は、昔から「不吉な花」とされたり「毒がある」と言われてきましたが、、
毒性については、実際にリコリンというアルカロイドの一種の毒がある、ということがわかっています。
また、彼岸花が不吉な花とされている理由については、、
- 秋のお彼岸の頃にお墓によく咲いていることから死のイメージにつながるから。
- 他の植物と違う性質から、不思議な花と考えられてきたから。
- 花の形や色が火事をイメージさせるから。
ということです。
というわけで、彼岸花が不吉な花とされている、ということについては、ただの迷信だと考えても問題ないと思います。
彼岸花は美しい個性的な花を咲かせます。不吉な花だからという理由で見頃を楽しまないなんて勿体無いな、と私は思います。
また、彼岸花には花言葉がたくさんついています。その中でもyumeのお気に入りは、「また会う日を楽しみに」かな♪
この記事が少しでも参考になれば嬉しく思います。
私が通販サイトHitoHanaで実際にお花を購入してみた感想を書いた記事も読んでみてくださいね。
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