普段は、なかなか時間がなくて、、、
という理由でお墓参りができない場合でも、お盆には、ご先祖様に感謝の気持ちを伝えるためにもできるだけお墓参りをしたいものですね。
家族みんなでお墓参りをしたら、きっとご先祖様も喜んでくれるに違いありません。
一緒に過ごした思い出がたくさんあるおじいちゃんやおばあちゃん。そしてまた、大昔のご先祖様も、きっと今の自分を見守っていてくれるはず、、
最近は、コロナの感染を避けるために、人出が増えるお盆を避けて、お盆前に早々とお墓参りをする方も多いと思います。
ところで、お墓参りといえば、お供えのお花が欠かせません。お盆にはお盆にふさわしい墓花をお供えしてみましょう。
そこで、この記事では、お盆にふさわしいお花を使ったお盆用の墓花の作り方を紹介してみようと思います。
お盆用の墓花を作るためのお花

今回、お盆用の墓花を作るために用意したお花は?
- 白の大菊
- 小菊(赤・黄)
- リンドウ(紫)
- センニチコウ(赤・ピンク)
- ほおずき
菊は、花持ちが良いことから墓花としても定番のお花です。他にも、季節の花を使って作っても良いです。
今回私は、菊の他にもリンドウやセンニチコウ、ほおずきも使ってみることにしました。どれも、お盆の頃によく出回る夏の切り花ばかりです。
お盆にお供えする墓花の作り方
こちらは、今回私が作ったお盆用の墓花です。いつも職場で作っているものとほぼ同じです。

それでは、お盆用の墓花の作り方を紹介していきます。
- 長め(約45cm)に切った白の大菊に、他の花を少しづつ下にずらしながら重ねていきます。
- リンドウは、花がたくさんついているので、できるだけ長いまま使っていきます。
- センニチコウは、彩りのためにできるだけ目立つようにバランスよく重ねます。
- ほおずきは、バランスの良い長さに切ってから、赤い実が他の花に隠れないように横から添えていきます。
- 順番に重ねていったら、茎を輪ゴムでしっかりと留めていきます。(ビニール紐で縛ても良い)
これで、ほおづきを使ったお盆にふさわしい墓花の出来上がり♪
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お盆のお墓参りには、必ずほおずきをお供えしないといけない、というわけではありません。それでも、次のような理由を知ったら、きっと、それならば!となるはずです。
次は、お盆のお墓参りにほおずきをお供えすることが多い理由について書いてみることにします。
お盆のお墓参りにほおづきをお供えする理由は?
お盆にお墓にほおずきをお供えすることが多いのは、下記のような理由からです。
- ご先祖さまがあの世から無事に帰れるように、ほおづきを提灯に見立てて、、
- ご先祖様の魂がほおづきの実の空洞に宿ると言われているから。
- まだお花が少なかった時代は、ほおづきがお盆のお墓の彩りとして重宝したから。
昔から、こんな理由を信じてきたからなのですね。お盆のお墓参りには、ほおずきが欠かせないはずです。
ただし、どうしてもほおずきが手に入らないならそこまで拘る必要はない、と私は思いますよ。
でも、やっぱりお盆にはあった方が良いかな?できるなら、、
ほおずき、りんどう。お墓のお花を作るばあちゃん。 pic.twitter.com/EHVdOg92ne
— ゆこ (@uko_unajyu) August 9, 2013
ほおずきが入ると、急にお盆用の墓花らしくなりますね。
上で書いた理由は、あくまで古くから受け継がれてきた風習として、少しでも参考にしてみてくださいね。
ほおずきは、夏の暑さにも強く花持ちが良いので、割と長い間お墓の彩になります。
ほおずきの切り花がたくさん出回る時期

今回私が用意したほおづきは、丈が1mくらいもあります。切り花としては、これでもまだ短い方です。
ほおずきの切り花は、7〜8月頃にたくさん出回ります。
お盆が近づくと、お店の切り花コーナーでもほおずきの赤い実をよく見かけるようになります。
ほおずきは市場から仕入れてきた時は、もっと丈が長いのですが、、
長いままでは扱いにくいということで、上の方の青い実を切り落として、短くしてから切り花として出荷します。私の職場ではそうしていますよ。
最後に
今回はお盆のお墓参りにふさわしい墓花の作り方を紹介してみました。
お盆用の墓花は、よくほおずきを入れて作ります。それには、なるほど〜、と納得するようなちゃんとした理由があります。
お盆のお墓参りには、ご先祖様の魂がほおずきの空洞の中でゆっくりとできるように、出来るだけほおづきの入った墓花をお供えしてくださいね。
墓花は、誰にでも簡単に作れます。是非手作りしてみてくださいね。
この記事が少しでも参考になれば嬉しいです。
それではまた・・・