この前久し振りに、すこし遠くにある園芸ショップまで足を伸ばしてみました。
そのお店は、大型店ということで苗の数や種類も数え切れないほどたくさん揃っていました。
ところで、プリムラ ポリアンサはカラフルな花がたくさんあるお花の中でもひときわよく目立ちますね。早速私も、苗を購入して植え付けてみました。
冬は玄関先も寂しくなってしまうというイメージがありますが、プリムラ ポリアンサは寒い冬場でもカラフルな花を次々と咲かせます。
そこで今回の記事は、プリムラ ポリアンサの開花時期や植え付け、育て方について書いてみようと思います。
目次
プリムラ ポリアンサの開花時期
プリムラ ポリアンサは、秋から翌年の春まで株元から蕾がたくさん上がってきます。そして、カラフルな花を長く楽しめます。
プリムラ ポリアンサの開花時期は11月〜4月頃です。
開花時期はその年の気候によって少し違ってくることもあります。あくまで目安として参考にしてみてください。
ちなみに、苗は秋になるとたくさん出回るようになります。
きっとみなさんも、プリムラ ポリアンサのカラフルな花に気を惹かれるのかな?秋頃から玄関先などでよく見かけるようになります。
うちのお隣の家の玄関先でも、鉢植えを毎年決まったように見かけます。それほど人気ということなのでしょうね。
プリムラ ポリアンサの苗を植え付ける時期
こちらは、私が園芸ショップで購入してきたポリアンサの苗です。
プリムラ ポリアンサは、苗から育てるなら秋の10月頃に植え付けたほうがいいです。寒さに少しづつ慣らしていった方が植えた後も順調に育ちます。
冬に購入した苗は温室で育てられたものが多いです。急に寒さに当てると弱って枯れてしまうことも・・
もう冬になってから購入した苗は、室内で管理した方が安心かもしれませんよ。
もしどうしても外で育てたいなら、植え付けた後もしばらく玄関の中で管理しましょう。
そして、暖かい昼間だけ外に出すということを10日間ほど繰り返します。そんな風に徐々に寒さに慣らしていくようにします。
プリムラ ポリアンサの植え付け方の手順
白くていい根がたくさん張っています。
プリムラ ポリアンサは、根が下に向かってまっすぐに伸びていく直根性の植物です。根が切れてしまうと、うまく根付きません。
苗をポットから出したら、根を触らないようにそのまま植え付けていきます。
もし、根があまりにもビッシリとたくさん張っている場合は、すこしだけほぐしてから植え付けていきます。
その時も、できるだけ根を切らないように優しく扱いましょうね♪
「鉢底の石」を鉢底が隠れる程度入れたら、その上に培養土を少しだけ入れます。
今回は苗を同じ鉢に2つ植えるので、7号鉢を使うことにしました。
プリムラ ポリアンサは、さっきも書いたように直根性で根が横に広がるタイプではありません。
苗はあまり間を空けて植え付けつけなくても大丈夫です。
土は一般的な「花用の培養土」で問題なく育ちます。
培養土は、値段が少し高めでも少しでも良さそうな土を使ってくださいね。土選びは大切です。その方が後々花をたくさん咲かせるようになりますよ。
そして、次は、培養土の中に元肥として緩効性肥料を入れます。
私はいつも大体の目分量で使っています。今回は大さじ2杯ほどにしました。
元肥の緩効性肥料は、培養土によく混ぜ込んでおきます。
培養土の上に苗を置いてみます。植え終わった後の苗の高さを考えて培養土を足します。
そして、苗の周りに培養土を足していきます。
培養土は、鉢の周りを割り箸でつつきながら入れると隙間までしっかりと入ります。根を傷つけないように気をつけてくださいね。
私が選んだ苗には傷んだ葉やもう終わりそうな花があったので、すぐに取り除いておきました。
たっぷりと水やりをしたら、これでプリムラ ポリアンサの苗の植え付けが完了!
咲いている花は少なくなってしまいましたが、またすぐに下の方の蕾がどんどん咲いてくると思います。
まだ植え付けたばかりなので、しばらく玄関の中に置いておきます。そして、寒さに少しづつ慣らしていきたいなと思います。
プリムラ ポリアンサの育て方のポイント
プリムラ ポリアンサはポイントさえしっかりと抑えたら、育てるのはそこまで難しくありません。私も毎年育てていますよ。
次は、プリムラ ポリアンサの育て方のポイントを解説してみることにします。
日当たりや置き場所
プリムラ ポリアンサは日当たりを好みます。日光がたっぷりと当たる場所で育てるようにしましょう。
寒さにはやや弱いですが、寒たい風に当てなければ外でも冬越しできます。
ただし、霜に当てると枯れてしまいます。霜が当たらない軒下などで管理しましょう。
また、プリムラ ポリアンサは夏の暑さに弱いため、夏越しが難しいとされています。
ところが、涼しい半日蔭なら意外と夏越しできることも・・
とはいえ、プリムラ ポリアンサは苗の値段もそんな高いわけではありません。
私的には、難しい夏越しにそこまで手間をかけるよりも一年草としてきっぱりと終わらせしまうのもありかな?なんて^^;
水やりの仕方
プリムラ ポリアンサは、鉢植えで育てるなら水やりは土の表面が乾いてからたっぷりとします。
花に水が掛かると株元に水が溜まって株が傷むことがあります。水やりは、葉を持ち上げて根元からしましょう。
肥料の与え方
プリムラ ポリアンサは花を長く咲かせます。花をたくさん咲かせるためにも、肥料がたくさん必要です。
肥料は、苗を植え付ける時に元肥として土に緩効性肥料を混ぜ込んでおきます。
そして、その後も定期的に緩効性肥料を与えるようにします。
また、春の花がたくさん咲く時期になったら、すぐに効いてくる液体肥料も与えていきます。
プリムラ ポリアンサの手入れの仕方
株元を覗いたら、もう蕾がたくさん上がってきていましたよ♪
プリムラ ポリアンサは、株元から蕾が次々と上がってきます。
終わった花の花がらや、もう終わりかけの花があったら早めに取り除いておきます。
花がたくさん咲く時期になったら、花がら摘みは毎日でもやった方がいいです。そのほうが、新しい花にも十分栄養が行き渡るようになりますので。
花がらは茎を根元から摘みとります。
私はいつも茎を株元からブチッとちぎっています。
ちなみに、茎をあまり強く引っ張ると株に負担がかかることも、、やっぱりハサミを使った方が安心かも^^;
プリムラ ポリアンサは、花がらをそのままにしておくと株元の蕾に日光が当たらなくなります。
そして、咲かずにそのまま終わってしまうことも。
また、花がらはそのままにしておくと、腐って病気にかかりやすくなってしまいます^^;
プリムラ ポリアンサは花をたくさん咲かせるためにも、花がら摘みのお手入れが欠かせません。
花がポリアンサとよく似ているジュリアンとの違いや見分け方は?
ところで、プリムラ ポリアンサとそっくりなのに「ジュリアン」という名前のお花もあります。
2つのお花は、一体どこが違うの?と見分けがつかないほどよく似ています。
実は私も、初めは同じお花だと思っていました^^;
ところが、よく見てみると、なんと!ポリアンサの方が花や葉がすこし大きいことに気が付きました。
ポリアンサとジュリアンは、品種改良が進むにつれてだんだん見た目がそっくりになってしまったということです。
もちろん、同じ仲間なので育て方は全く同じです。
プリムラ・ジュリアンについて書いた記事はコチラ!
プリムラの他の種類について書いた記事もあります。
プリムラ ポリアンサの花言葉
プリムラ ポリアンサには、下記のような花言葉が付いています。
- 富の誇り
- 無言の愛
「富の誇り」という花言葉は、ポリアンサが花をたくさん咲かせて富を連想させることが由来となっています。
花言葉を知ってからみると、また違った風に見えますね。不思議と・・
最後に
先日、プリムラ ポリアンサの苗を植え付けました。これからも順調に育って、春の4月頃まで花をたくさん咲かせて欲しいなと思います。
プリムラ ポリアンサは、花の色が豊富で寒い冬場も花をずっと楽しめます。
冬場は外でも冬越しできますが、霜に当てると枯れてしまうので軒下や屋根があるところで管理したほうがいいです。
プリムラ ポリアンサは、花がたくさん咲くとまるでブーケのようです。ぜひ育ててみてくださいね。
この記事が少しでも参考になれば嬉しいです。
それではまた・・・
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