カロライナジャスミンは長く伸びたつるをフェンスに絡ませたり、鉢植えにして支柱に絡ませても素敵です。
ホームセンターなどで苗がもう年末や真冬の1月頃から出回っています。
春先になると、暖かい陽気に誘われて庭のお手入れやガーデニングを始めたくなってきませんか?
先日私も、ホームセンターで黄色い蕾がたくさん付いたカロライナジャスミンの苗を購入してきたので、もう今から花が咲くを楽しみにしています。
カロライナジャスミンの黄色い花は、庭や玄関先を明るい雰囲気にしてくれますが、実はカロライナジャスミンには毒性があるということなので、あくまで観賞用として楽しく育ててみたいなと思っています。
そこで、今回の記事はカロライナジャスミンの毒性や、育て方について書いてみることにします。
目次
カロライナジャスミンの苗の選び方

こちらが、私が購入したカロライナジャスミンです。まだ花は咲いていませんが、蕾はもうたくさん付いています。
カロライナジャスミンは、たくさん枝分かれした花芽が多い苗を選ぶと良いです。
また、葉の色が生き生きとした苗を選んだ方が、植え付けた後も順調に育ってくれます。
カロライナジャスミンの苗の植え付け方
カロライナジャスミンは生育が旺盛になってくる4月頃に苗を植え付けると、しっかりと根付いてその後も順調に育ちます。
もちろんそれはそうなのですが、私はもうカロライナジャスミンのポット苗を買ってしまったので、早速苗を植え付けることにしました。
鉢底の石」を鉢底が隠れる程度入れます。
まずは「
花用の培養土を少しだけ入れます。
その上から
カロライナジャスミンは水はけさえ良ければほとんどどんな土でもよく育つということなので、私はそのまま使える花用の培養土を使って植え付けることにしました。
値段が安い土は、育ちもそれなりになることが多いです。せっかく植えるなら、値段がまあまあな培養土を使ってその後も順調に育ってくれた方が良いかなと思います。
緩効性肥料を入れます。私は目分量ですが、大さじ1杯くらい入れました。
さっき少しだけ入れた培養土の中に、元肥として
緩効性肥料を培養土によく混ぜ込みます。

更にその上から培養土を足していきます。仕上がった時に、鉢の縁と土の表面にウォータースペース(水やりをした時に水を溜めるスペース)が2cmくらいできるようにします。
ポットを外してカロライナジャスミンの苗を出してみました。

すッ、凄い!!!
鉢底にも根がびっしりと張っています(^^;;

鉢底の根に十文字に切り込みを入れてから、根つきやすいように根を少しだけほぐしておきます。
本当はそのまま植えた方が良いみたいですが、根があまりにもよく張っていたのでほんのちょっとだけ。

鉢の中に苗を置いたら、周りを培養土で埋めていきます。
培養土は鉢の周りを割り箸で軽く突きながら入れると、隙間なくしっかりと入ってくれます。

培養土を入れたら、株の根元からたっぷりと水やりをしておきます。
新しい培養土はなかなか水が染み込まないので、初めはゆっくりと時間をかけて十分染み込ませるようにします。
これでカロライナジャスミンの苗の植え付け完了!!
まだ蕾ばかりですが、中には今にも咲きそうなふっくらとしてきた蕾もあります。

植え付けたばかりのカロライナジャスミンは、この先だんだんとつるが伸びていったら、鉢の周りに何本か支柱を立てて、つるを絡ませるようにしてみたいなと考えています。
今はまだ2月なので、三寒四温で気候が安定しません。まだつい最近、急に気温が下がって雪が降るような日があったばかり。
ということで、十分暖かくなってくる3月くらいまでは、まだ玄関の中で様子を見ていこうと思っています。
カロライナジャスミンの毒性

4月頃にこんな花が咲く予定です。こんなに可愛い花なのに毒があるとは(^^;;
カロライナジャスミンにはジャスミンという名前がついているので、ハーブティーのジャスミンと同じだと勘違いされることがありますが、それとは全く別物になります。
カロライナジャスミンは葉や根など全体的に毒があるので、間違ってもハーブティーにして飲んだりしないようにしましょうね。また、毒は花の蜜にもあります(^^;;
私も、子供の頃によく庭に咲いている花の蜜を舐めてみた記憶があります。もちろん、それはカロライナジャスミンの花ではありませんでしたけど^^;
子供は好奇心が旺盛なので、もし小さいお子さんがいたら気を付けてあげて欲しいなと思います。
ジャスミンティーに使われているマツリカの花は白色ですが、カロライナジャスミンの花の色は黄色しかないので簡単に見分けがつきます。
また、ジャスミンという名前からなのか?過去にも実際にカロライナジャスミンの葉をお茶にして飲んでしまったという事故が起きたようなので、名前に惑わされないように十分注意して欲しいなと思います。
カロライナジャスミンの毒性について更に詳しく知りたい場合は、こちらのサイトが参考になります→カロライナジャスミンは常緑の低木で、冬には葉がほんのりと赤く紅葉します。花はもちろん、葉も美しいので、くれぐれも観賞用として楽しむだけにしましょうね。
ジャスミンについて書いた記事もあります。
他の
カロライナジャスミンの育て方

カロライナジャスミンはある程度寒さに強いので、関東より西の地方では、地植えにしてもちゃんと冬越しをして問題なく育つということです。
私はつるが伸びた時のことを考えて、今回は鉢植えで育ててみることにしました。
日当たりや置き場所は?
カロライナジャスミンは日光がよく当たる場所を好むということなので、これからもできるだけ日当たりの良い場所に置いて育てていきたいなと思います。
本当は地植えにしてフェンスに絡ませたらおしゃれだなと思って憧れているのですが、残念ながらうちでは環境的になかなか無理そうなので(^_^;)
水やりの頻度は?

カロライナジャスミンを鉢植えで育てる場合は、水やりは土の表面が乾いてから鉢底から水が流れ出るくらいたっぷりとします。
春から夏場は気温が上がって土が乾きやすく成長期で水をよく吸うようになるので、水やりの頻度も多めになります。うっかりと乾かし過ぎて、水を切らさないようにしましょう。
また、冬場は水やりを控えて乾燥気味で育てると、根腐れを起こす心配もあまりないと思います。
ちなみに、地植えで育てる場合は、よほど日照りが続かない限りは雨だけで十分です。特に水やりをする必要はありません。
肥料の与え方は?
カロライナジャスミンは生育が旺盛で、一度根付いたらどんどん育つため追肥としての肥料はほとんど必要ないそうなのですが、、
もし肥料を与える場合は、固形の緩効性肥料を根元に撒いておきます。追肥として肥料を与える時期は下記になります。
- 花が咲き終わる5月頃
- 夏に花芽が作られた後の9月頃
また、冬の1〜2月頃にも、寒肥(かんごえ)としてゆっくりと効果が表れてくる緩効性肥料を与えておくと、春に花がたくさん咲いてくれます。
こちらがゆっくりと効き目が表れてくる緩効性肥料です。苗を植え付ける時の元肥にもします。
カロライナジャスミンの開花時期
ジャスミンの花と甘い香りがよく似ているカロライナジャスミン。開花時期は4〜6月頃です。
私も、もうすぐ黄色い花がたくさん咲くと思うと、もう待ち遠しくて♪
お花にはストレス解消や癒し効果があります。毎日お花が飾ってある暮らしで少しでもホッとする時間を作りましょう♪カロライナジャスミンの花言葉
黄色い花が春の訪れを感じさせるカロライナジャスミン。花言葉が気になりませんか?
私はどんな花言葉が付いているのかな?と気になって、早速調べてみたので紹介してみることにします。
- 甘いささやき
- 長寿
- 素直
- 気立ての良さ
「甘いささやき」という花言葉は、カロライナジャスミンの花の香りがほんのりと甘いことから付けられたということです。
カロライナジャスミンの黄色い花は、敬老の日の贈り物のお花としても明るい印象でぴったりだと思います。
最後に
カロライナジャスミンはつる性の常緑低木です。
繁殖力が旺盛なので、苗を植え付けてからしっかりと根付いたら、その後つるを長く伸ばしてどんどん育っていきます。
4月〜6月頃まで黄色い花をたくさん咲かせるということなので、私が植え付けたカロライナジャスミンの蕾も早く開いてくれないかなと、もう今から楽しみで仕方がありません。
つるが伸びてきたら、次は支柱を立てて絡ませるための準備をしないと。これから色々と忙しくなるけど、楽しいから良い٩(ˊᗜˋ*)و
それではまた・・・
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