昨年の秋の終わり頃から、ヒヤシンスの球根の水耕栽培を久しぶりにやってみました。
水耕栽培を始めてから約4ヶ月。
ヒヤシンスの球根は驚くほどよく育って、圧倒されるほど見事な長い花穂の美しい花を咲かせました。
水耕栽培で花が咲き終わったヒヤシンスの球根は、花を咲かせるためにかなりエネルギーを使い果たしたはずです。
その後は土に植え付けて、また来年も花を咲かせるためにタップリと栄養を与えておく必要があります。
私も花が終わったヒヤシンスの球根を今度は来年のために土に植え付けておいたので、早速この記事で紹介してみることにします。
水耕栽培で花を咲かせたヒヤシンスの球根をその後どうしたら良いの?と、困っていたら参考にしてみてください。
目次
水耕栽培を楽しんだヒヤシンスの球根。とうとう花も終わりに

久し振りにやってみたヒヤシンスの水耕栽培が大成功!まさかこんなに長い花穂をつけるとは!♪
ヒヤシンスの球根の水耕栽培のやり方やだんだんと変化していく成長記録を紹介した記事はコチラ!


最初に咲いた花が満開になった頃に、思いがけなく二番花が咲き始めました。花穂はちょっと小さめですが、二番花も十分楽しめました。
水耕栽培のヒヤシンスの球根が二番花を咲かせたことについて書いた記事はコチラ!

ヒヤシンスの水耕栽培を始めてからは、球根の成長が楽しみで毎日のように覗いては観察していました。何よりも部屋の中で楽しめるのが、水耕栽培の醍醐味かな。
水耕栽培をしていたヒヤシンス。花が終わったので球根を取り出してみました
とうとう二番花も先の方まで咲き終わったので、そろそろ来年のために球根を土に植え付けることに。

茎を下の方から切り取ります。やっぱり二番花だけあって茎も細くてひょろっとしています。
多分、初めにあまりにも立派な花を咲かせたので、もう球根に養分がなくなっていたのでしょうね^^;
ヒヤシンスの球根を容器から取り出してみました。

水耕栽培を始めてから、球根を取り出してみたのは今度が初めてです。
こんなに根が長くなっていたとは!、、、なんだか感慨深いものがあります(*^^)v
真っ白でキレイな根です。それにしても2本だけ長いのはなんでかな?なんか面白い♪

せっかく咲いた二番花なので、他の花と一緒に飾って最後まで楽しみます。
水耕栽培をしていたヒヤシンス。花が終わったので球根を土に植え付けます

花用の培養土を2cmくらい入れたら、球根を程よい高さ(鉢のふちと土の間に2cmくらいのウオータースペースを作る)になるように宙に浮かせながら周りに培養土を足していきます。
できれば庭に植えた方が良いと思いますが、植える場所がない場合は大きめの鉢に植え付けておきます。私は7号針に植え付けました。
球根の植え付けは、初めに鉢に培養土を入れてから、深めに穴を掘って球根を入れた方が簡単かも知れません。
球根は、長く伸びた根を傷めないように丁寧に扱いながら、なるべく深く植え付けます。葉は光合成をするのに必要なので、切らないでそのまま残しておきます。

球根を植え付けた後は、鉢底から水が流れ出るくらいたっぷりと水やりをしておきます。新しい土は軽くて水が染み込みにくいので、時間をかけてゆっくりと染み込ませます。
水耕栽培で花が終わったヒヤシンスの球根。肥料を与えて栄養補給を

緩効性肥料を土に撒いておきました。
植え付けてから一週間くらい経ったので、粒状の培養土には初めから肥料が入っていましたが、水耕栽培が終わった球根はとにかく肥料が大切なので念のために上からもパラパラっと。
うちのヒヤシンスは、水耕栽培とは思えないほど見事な長い花穂をつけました。
また、香りも割と長く続いたので、ほんのりとした香りを家族で楽しめました。
ところが、球根はその後二番花まで咲かせたとなると、もう養分がほとんど残ってない状態です。
球根を土に植え付けたら、必ず肥料を与えて来年のために十分栄養を補っておく必要があります。
ヒヤシンスの水耕栽培で花が終わった球根のその後の育て方。水やりや日当たりは?
鉢植えにする場合
ヒヤシンスの水耕栽培した後の球根を鉢植えにするなら、水やりは水を切らさないように土が乾いていたらタップリとします。
花が終わっても残った葉は光合成をして養分をつくっています。日光がよく当たる日当たりの良い場所で育てるようにします。
そして、初夏頃に葉が黄色く枯れてきたら球根を掘り上げます。土を落として風通しの良い日陰で秋まで保管しておきます。
ヒヤシンスは秋植えの球根です。保存した球根は秋になったら再び植え付けます。
球根の掘り上げ方や保管の仕方は同じ秋植えのチューリップの球根と同じです。こちらの記事を参考にしてみてください。

私も、今回植え付けた球根を時期がきたら掘り上げて大切に保管しておきます。そして、秋になったら再び植え付けてみるつもりです。
その後、ヒヤシンスの保存した球根を再び秋に植え付けてみた体験談の記事はコチラ!

地植えにする場合
もしヒヤシンスの水栽培した後の球根を庭などに地植えにするなら、水やりは必要はありません。雨だけで十分です。
地植えの場合も日当たりの良い場所に植えますが、場所によってはもし必要なら腐葉土やたい肥などの有機物を土に混ぜ込んでから植えた方が良いです。
地植えにする場合は、球根は掘り上げる必要はありません。3年くらいは植えたままでも毎年春に花を咲かせてくれます。
最後に
水耕栽培で美しい花を咲かせてくれたヒヤシンスの球根。
花が終わったので、また来年も花を咲かせるために今度は土に植え付けておきました。
水耕栽培で花が咲き終わった球根は、来年も同じようにまた水耕栽培で花を咲かせるのはちょっと難しいですが、土に植えるならまたちゃんと花を咲かせてくれます。
私もヒヤシンスの球根がまた来年も立派な花を咲かせるように、花が終わった後にきちんと手入れをしたいなと思います。
球根植物の栽培ってなかなか楽しい♪
この記事が少しでも参考になれば嬉しいです。
それではまた・・
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