キキョウは秋の七草としてもよく知られていますが、花は夏から秋までと長く咲き続けます。
ところでキキョウと言えば、私の祖父は大のお花好きだったので、毎年、実家の庭には草丈が1mくらいになる昔ながらのキキョウがたくさん咲いていました。
私の記憶では、確か実家のキキョウは植えっぱなしだったような、、
それでもキキョウは毎年夏になると必ず花をたくさん咲かせていたので、私にとってキキョウは、簡単に育てられる植物というイメージがあります。
ところで、先日私も園芸店で矮性キキョウの苗を見かけて、えッ!この時期に?
と、思いましたが、それでもすぐに購入して鉢植えで育て始めました。
そこでこの記事では、先日私が植え付けた矮性キキョウの育て方のポイントや花言葉について書いてみようと思います。
古くから秋の七草としても親しまれてきたキキョウを育ててみたいなと思っていたら読んでみてください。
目次
キキョウの花の時期は?
キキョウは秋の七草としてもよく知られていて、日本人にとっては馴染みの深いお花だと思います。
キキョウの花が咲く時期は6月〜10月頃。
ところで、キキョウは秋の花というイメージがありませんか?
ところが、花の咲く時期から考えてみると、どうも夏の花ということになりますね。
私が購入したキキョウの苗は、茎がヒョロっとしていたので、
大丈夫かな?と思いましたが、もう時期的になのか?お値打ち品になっていたので購入してみました。
今年はもう花の時期が終わってしまいますが、
また来年の春になったら芽が出てくるということなので、それまで大切に育てていこうと思っています。
初心者でも育てやすいキキョウの特徴

こちらが植え付けたばかりの矮性キキョウ。今にも咲きそうな蕾や、他にも小さな蕾があります。
キキョウはキキョウ科の宿根草。暑さや寒さにも強くて丈夫でよく育ちます。
毎年夏になると次々と花を咲かせるので、園芸に慣れていない初心者向きの植物ということになります。
最近は、園芸用の八重咲きや矮性などというように色々な品種がありますが、
山野草として自生していた本来のキキョウは、今では絶滅危惧種に指定されているということです。
キキョウの種類

白い八重咲きのキキョウ。清楚さが半端ない♪
私が育て始めたキキョウは丈が10cm〜30cmくらいまでにしかならない矮性キキョウですが、
コンパクトサイズなので、寄せ植えとしてもよく合います。
また、園芸用のキキョウには、花の色が白の他にもピンク色や柄の入ったものもあります。
確か、昔は紫と白色しか見たことがなかったような気がするんだけどな^^;
キキョウの苗を植え付けるための用土

キキョウの花の後ろ姿が色っぽい♪蕾がふっくらと膨らんできています。

前日に膨らんでいた蕾が、次の朝にはもう咲いていました。他の蕾も大きくなってきています。
他にも蕾がたくさん付いていることだし、初めから咲いていた花はもう切った方が良いんだろうな、、
と、思いながらも、なんかまだもったいなくて(^^;;
キキョウを植え付ける場合は、次のような水はけの良い土に植え付けましょう。
- 花用の培養土
- 赤玉土小粒7:腐葉土3で配合
販売されている花用の培養土は手軽に使えて便利ですが、値段が様々なのでそれがちょっと悩みどころ。
結論から言うと、植物を育てる場合は、培養土にはお金をかけましょう。
例えばポット苗なら数百円くらいで購入できますし、肥料もひとつ買っておけば結構長く持ちますので。
ということで、せめて土は少しぐらい値段が高くても、植物を元気に育てるために良い土を選んで欲しいなと思います。
ところが実はそういう私も、値段を気にしてつい安い培養土を購入してしまう場合もあるので、
当然ですが、値段が安い培養土は植物の育ちもそれなりで、あまり良くない結果になってしまうことが多いと感じています。
やっぱりせっかく育てるなら、たくさん花を咲かせたいですよね。
ということで、これは何もキキョウだけに限ったことではありませんが、
植物を育てる上で最も重要なことは、できるだけ良い土を選ぶということになります。
ちなみに、いつも私は手軽に使える花用の培養土を使って植えています♪
キキョウの育て方のポイント

もう9月だというのに思わず購入したキキョウ。
白いキキョウの清楚な美しさに惹かれてしまって、つい^^;
宿根草ということで、また来年も必ず花を咲かせたいなと思っているので、ポイントを抑えて元気に育てようと思っています。
そこで、次はキキョウの育て方のポイントについて書いてみようと思います。
日当たり
キキョウは日当たりの良いところで育てるようにします。
とはいえ西日が強く当たるような場所はできるだけ避けるようにしましょう。
元々キキョウは山野草として日当たりの良い野原に自生していた植物なので、日陰で育てると花付きが悪くなってしまいます。
水やりのタイミング
鉢植えのキキョウは土が乾いたら、鉢底から水が流れ出るほどタップリと水やりをします。
花壇や庭に地植えで育てる場合は水やりをする必要はありません。
鉢植えで育てる場合は、水のやり過ぎから根腐れを起こすこともあるので気をつけましょう。
水やりのタイミングがよくわからないなという場合は、実際に鉢を持ち上げてみて軽いなと感じたら、ちょうど水やりのサイン。
もし、水やりのタイミングで迷った場合は、目安にしてみてください。
ちなみに、水やりのタイミングは、どの植物を育てる場合でも難しいポイントになりますが、
色々な植物を育ててみて、少しづつ経験を積んでいく間に、ちょうど良いタイミングが掴めるようになっていくと思います。
根腐れ防止剤もあります♪
もし根腐れするのが心配なら、土に混ぜ込む肥料の与え方
キキョウを鉢植えで育てる場合は、植え付ける時に土に緩効性肥料を混ぜておきます。
また、花が咲き始めたら液体肥料を1〜2週間に1回ほど与えます。
花の咲く時期には栄養がたくさん必要なので、肥料を与えることで花が次々と咲くようになります。
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植え付ける時には、緩効性肥料を使います。
キキョウの冬越し
寒さに強いキキョウは、冬越しでダメージを受けるというような心配はほとんどありません。
ただし霜が強い場合は、霜対策をした方が安心です。
キキョウは秋になると地上部は枯れてしまいますが、それでもう終わりではありません。
宿根草なので、また春になると芽を出して育ち始めます。
追記:その後11月の初め頃には、見事に枯れてしまいましたが、また来年の春に必ず芽を出します。

キキョウの花言葉
私が育て始めたキキョウは丈が低い矮性ですが、丈が高くなる種類のキキョウは切り花としても楽しめます。
生け花にもよく使われますが、さて、キキョウの花言葉は?
- 永遠の愛
- 気品
私が育てている白いキキョウには、「清楚」という花言葉も付いています。
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最後に
秋の七草のキキョウは古くから日本人に親しまれてきました。
暑さや寒さにも強くて育てるのが簡単なので、園芸の初心者向きです。
キキョウは6月〜10月頃まで花を咲かせるということなので、9月になってから苗を購入した私も、まだまだしばらくの間は花を楽しめるなと思っています。
私が育てているのは白い八重咲きの矮性キキョウですが、八重咲きは重なり合う花びらが、とってもオシャレ♪
せっかく育て始めたことだし宿根草ということなので、来年も必ず花が咲くように今から元気に育てていきたいなと思っています。
白いキキョウがこんなに清楚な花だったなんて、ビックリ^^;
それではまた・・・
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